『ルーヴル美術館展-17世紀ヨーロッパ絵画』@国立西洋美術館 [おでかけ]
2009/06/05(金)
そぼ降る雨の中、ルーヴル美術館展『17世紀ヨーロッパ絵画』を観てきました。
場所 : 国立西洋美術館(上野)
「ルーヴルを代表する画家たちの傑作71点」だそうです。
日テレの公式サイト : http://www.ntv.co.jp/louvre/
[入り口]
60分待ちでした。
3つのセクションに別れています。
I. 「黄金の世紀」とその陰の領域
《縁なし帽をかぶり、金の鎖をつけた自画像》
レンブラント・ファン・レイン (1606年−1669年)
1633年 油彩・楕円形の板 70㎝× 53㎝
帽子の飾りと金の鎖がキラキラして、とても綺麗でした。
《農民の家族》
ル・ナン兄弟 (1600/10年頃−1648年)
油彩・カンヴァス 113㎝ × 159 ㎝
裕福な層を描いた絵画が多い中、目立ってました。
II. 旅行と「科学革命」
《ユノに欺かれるイクシオン》
ペーテル・パウル・ルーベンス (1577年−1640年)
1615年頃 油彩・カンヴァス 175㎝ × 245㎝
イクシオン(男)がユノの偽物を口説いているところだそうです。
ユノの本物は右側で、足下のクジャクが本物の印なんだそうです。(^◇^;)
《クリュセイスを父親のもとに返すオデュッセウス》
クロード・ロラン (1602年頃−1682年)
1644年頃 油彩・カンヴァス 119㎝ × 150 ㎝
海面に映る一筋の光が、とーっても印象的でした。
(残念ながらモニタ上では、その美しさを確認できません。)
III. 「聖人の世紀」、古代の継承者?
《6人の人物の前に現れる無原罪の聖母》
バルトロメ・エステバン・ムリーリョ(1617年−1682年)
1665年 油彩・カンヴァス 172㎝ × 298㎝
天使(?)達の持つ布に書かれた文字がよかった....
《エスランの聖母》
シモン・ヴーエ (1590年−1649年)
1640年−1645年頃 油彩・カンヴァス 97㎝ × 77 ㎝
赤ちゃんのイエスの表情がなぜか気になります。(^^)
《大工ヨセフ》
ジョルジュ・ド・ラ・トゥール (1593年−1652年)
1642年頃 油彩・カンヴァス 137㎝ × 102㎝
この絵を観に行ったようなものでした。
幼少のキリストの、ロウソクに照らされた指と、
養父ヨセフの表情に圧倒されました。
(これも残念ながらモニタ上では確認できません)
行ってよかったと思えた一品。(*^ー^*)
《テーブルを囲む陽気な仲間》
17世紀ローマ派 17世紀初頭
右端の人の表情が最高でした。
不思議と絵から音が聞こえそうなんです。
こんばんは。^^
60分待ちとは・・恐れ入ります。^^;
大変な人気のようですね。^^
関西へ来ても混雑が予想される様だと、躊躇します。
デモ、出掛けるのは平日なので・・・大丈夫でしょうね。^^;
作品、見るべきところ~チェックしました。
愉しみにしていますので、有り難いです。^^)v
by keykun (2009-06-07 00:56)
>>keykunさん
雨にも関わらず、金曜昼下がりの上野の森は賑やかでした。
人数を区切って入館させるので列の進みは遅いですけど、比較的ゆっくり観れました。(^^)
「わぁ、綺麗!」と思った事をそのまま取り上げただけですけど、日テレのページに専門家の解説がありましたよ。
あ、リンク貼るの忘れてました。加筆しておきます。(o^▽^o)/
by ふじくろ (2009-06-07 14:34)
60分待ち!大変でしたね^^;
どの絵も素敵で、とても見た時の事を思い出しました^^
by duke (2009-06-08 01:22)
映画に美術展に-。
目一杯気晴らしして下さい。
そして「次」への活力に!
by 向日葵 (2009-06-08 02:11)
>>totoさん
niceありがとうございました。
>>dukeさん
dukeさんのときはここまで混んでませんでした?
会期間際になって慌てるふじくろみたいな人も、多いかもしれないですね。(^^)
>>向日葵さん
ありがとうございます。
美術展のチケットをずっと以前に前売りで購入してしまっていたので、
忙しい中を無理して出かけてきました。(^◇^;)
by ふじくろ (2009-06-08 16:05)