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患者必携(完成版)ができたそうです [がん関連]

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ふじくろ日記・癌情報ダウンロードシリーズ第2弾!(すみません、適当に言ってます) 

患者必携(完成版)情報はこちら(がん情報サービスのページに飛びます)




”患者必携−がんになったら手にとるガイド−”というものが、国立がん研究センターがん対策情報センターから出ました。
ようやく完成したそうです。

hikkei_hyoshi.gif


(A5判、表紙カラー、本文2色刷、全210ページ)
患者必携−がんになったら手にとるガイド(全体PDF:9,809KB、210ページ クリックでダウンロードできます)



以下、ざっと見て個人的に興味を持った箇所です。


白字がふじくろの感想
水色字が抜粋

画像はすべて転載です。





こんな使い方指南まで掲載されています。
なるほど。

『わたしの療養手帳』『各種がんの療養情報』は、『地域の療養情報』や医療機関で受け取った案内などとともに、市販のバインダーに一緒に綴じて使うと便利です。 入院の間だけでなく通院のときにも、患者必携をお持ちいただけると診察や説明のときに役 に立つと思われます。
Fig3.jpg






チーム医療についての説明
日本でももっとチーム医療が進む事を願ってます。

あなたの「声」がチーム医療の利点を生かす ............................................................ P56
Fig1.jpg






受診の時のメモは超重要ですよね。
ふじくろもよく持っていきます。

説明を聞くときに持参するメモの例 ............................................................ P59
Fig2.jpg






セカンドオピニオンを活用する ............................................................ P61

また、セカンドオピニオンの結果、セカンドオピニオン先の病院で治療 を受けることになった場合には、あらためてこれまでの治療内容や経過 などを紹介状などで引き継ぐのが一般的です。
治療はセカンドオピニオン先の病院で行い、紹介元医療機関では治療後の経過観察を行う場合もあり ます。

そのため、紹介元の担当医はあなたの治療を支援してくれる、身近な 医療者の1人であることに変わりありません。


ひとたび転院となれば、国立がんセンターが、そんなさらっと言うほど簡単な事ではありませんけど…

今まで「もうウチで出来る事はありません」と患者を放り出してきた同センター。
「癌難民創出機関」とまで揶揄されてました。
でも、今後方針を変えるらしいですよ、よかったですね。

「難治・再発の癌患者を受け入れ、癌難民を出さない」 国立がん研究センター理事長 嘉山孝正氏 2010年6月11日 BPnet(日経)より

少しでも難民が減ると良いですね。





公的助成・支援の仕組みを活用する ................................................... P94

「高額療養費の計算の仕方」など詳しく載っていました。





【関連記事】

”がんの補完代替医療ガイドブック【第2版】”(厚生労働省)について書きました。
資料をダウンロードできます。
「アガリクスやサメ軟膏はがんに効く?」 2010-04-23



”マンガ「治験って知ってる?」”(社団法人日本医師会治験促進センター)について書きました。
資料をダウンロードできます。
「"ちけん"ってなぁーんだ?」 2010-04-15


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コメント 9

ごめちゃん

おはようございます

情報ありがとうございます<(_ _)>
さっそくダウンロードしました!

本当に少しでも癌難民が減るといいですね。
by ごめちゃん (2010-06-20 05:50) 

keykun

おはようございます。^^
老人医療も、癌医療も既に高齢化社会では同義に近い・・誰でも行き着くところですよね。今更のように~チーム医療を説いても・・・。^^;
チーム医療の円の左側の方々は真摯だと思えるように為りました。が、右側が意識改革も含め今後の課題なのでしょうね。^^)v
by keykun (2010-06-20 07:29) 

takumi

完成したんですねぇ〜。
癌難民を出さない・・本当、すべての医療機関で
同じ考えを浸透させて頂きたいもんです(-_-)
by takumi (2010-06-20 08:41) 

ふじくろ

>>ごめちゃんさん
お役に立てたようで嬉しいです。
数十万人いると言われている癌難民ですけど、
これから減っていく事に期待したいですね。(^^)


>>keykunさん
癌のチーム医療への取り組みは、割と最近なんですよね。
今までは外科主治医と患者のほぼ1:1の関係でした。
新しい潮流は、手術は外科医、化学治療などは腫瘍内科医、痛みの緩和は緩和医、専門資格の看護師、薬剤師の積極的関与などなど「みんなで役割分担してがんばろう!」精神が少しづつ根付いてきています。

右側の方達の課題ですか?いつか是非ご意見をお聞かせください。(^^)


>>takumiさん
はい、ようやくできたようですね。
USAやカナダでは10年以上前から、患者向けのガイダンスがありましたけど、
「一体いつになったら日本にもできるのかしら?」とずっと不満に思っていました。

癌難民が0になるまで、みんなで声を上げていきたいですね。(^^)



>>ぽんこさん
niceありがとうございました。


by ふじくろ (2010-06-20 16:52) 

manny

こんにちは!
さっそくダウンロードしました。ありがとうございます☆
これからじっくり読みたいと思います。
がん治療の代表的な病院がこのような動きをしてくれると、
きっとそれに続く病院も出てきますよね。
そうなってくれるよう期待します。
by manny (2010-06-20 17:29) 

JOHN

さっそくダウンロードしました!ありがとうございます。
こうしてインターネットを使い、情報収集できる人ばかりでは
ないでしょうから、冊子ができたのはいいことですよね。
by JOHN (2010-06-20 17:55) 

ふじくろ

>>mannyさん
お役に立てたようで嬉しいです。
超200ページなので読み応えありそうですね。

>そうなってくれるよう期待します。
そうですよね、ふじくろも期待したいです。
1歩づつでも良いから、今までと違う良い方向にいきますようにって、
いつも思います。(^^)


>>JOHNさん
お役に立てたようで嬉しいです。
国立がんセンターによると「現在、冊子体の配布計画について検討しています。」だそうです。
がん治療を実施している施設なら、どこでも手に入るようになると良いですね。(^^)

by ふじくろ (2010-06-20 19:28) 

minaka.707

ダウンロードしました(~_~)
自分で調べても幅が狭く、知りたい情報が知れて助かります。
あと解りやすいのがまた助かります(*´ー`*)
by minaka.707 (2010-07-01 19:03) 

ふじくろ

>>minaka.707さん
お役に立てたようで嬉しいです。
医療情報から保険のことまでまとまっているので、こういう冊子があると本当に助かりますよね。(^^)
by ふじくろ (2010-07-01 19:34) 

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