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France旅行24Paris、Cathédrale Notre Dame de Parisノートルダム大聖堂 後編 [旅 France]





「France旅行1 成田からStrasbourgへ(前編)」 http://fujikuro.blog.so-net.ne.jp/2013-01-16
「France旅行2 成田からStrasbourgへ(後編)」 http://fujikuro.blog.so-net.ne.jp/2013-01-19
「France旅行3 Strasbourg、marché(マルシェ)とTram(トラム)」http://fujikuro.blog.so-net.ne.jp/2013-01-24
「France旅行4 Strasbourg、大聖堂とmarché(マルシェ)」http://fujikuro.blog.so-net.ne.jp/2013-01-26
「France旅行5 Strasbourg、パレ・ロアンの美術館」http://fujikuro.blog.so-net.ne.jp/2013-01-30
「France旅行6 Strasbourg、Neuf寺院とブログリー広場のマルシェ」http://fujikuro.blog.so-net.ne.jp/2013-02-02
「France旅行7 Strasbourg、Petite France(プティット・フランス)」http://fujikuro.blog.so-net.ne.jp/2013-02-06
「France旅行8 Strasbourg、バンジャマン・ジクス広場とグーテンベルグ広場」http://fujikuro.blog.so-net.ne.jp/2013-02-08
「France旅行9 Strasbourg、アルザス農家フォアグラの村とコルボー広場、アウスターリッツ広場」http://fujikuro.blog.so-net.ne.jp/2013-02-11
「France旅行10 Strasbourg、ストラスブール近現代美術館」http://fujikuro.blog.so-net.ne.jp/2013-02-14
「France旅行11 Strasbourg、クレベール広場の大きなもみの木」http://fujikuro.blog.so-net.ne.jp/2013-02-15
「France旅行12 Strasbourg、ギャラリー・ラファイエット百貨店とカルフール」http://fujikuro.blog.so-net.ne.jp/2013-02-18
「France旅行13 Strasbourg, Paris、TGVに乗る」http://fujikuro.blog.so-net.ne.jp/2013-02-22
「France旅行14 Strasbourg, Paris、サン=ドニ駅のダフ屋?」http://fujikuro.blog.so-net.ne.jp/2013-02-24
「France旅行15Paris、モンマルトルの押し売りとサン・ジェルマン・デ・プレ教会」http://fujikuro.blog.so-net.ne.jp/2013-02-27
「France旅行16Paris、郵便局とシャンゼリゼ通りのクリスマス・マルシェ」http://fujikuro.blog.so-net.ne.jp/2013-03-02
「France旅行17Paris、エトワール凱旋門は何のために建てられたの?」http://fujikuro.blog.so-net.ne.jp/2013-03-06
「France旅行18Paris、雨のシャンゼリゼ通り..クリスマス・イルミネーション」http://fujikuro.blog.so-net.ne.jp/2013-03-08
「France旅行19Paris、キラキラ、エッフェル塔」http://fujikuro.blog.so-net.ne.jp/2013-03-12
「France旅行20Paris、Centre Pompidou(ポンピドゥー・センター)」http://fujikuro.blog.so-net.ne.jp/2013-03-15
「France旅行21Paris、豪華な丸天井とミュージカルを楽しんだ夜」http://fujikuro.blog.so-net.ne.jp/2013-03-19
「France旅行22Paris、musée des arts décoratifs パリ装飾芸術美術館」http://fujikuro.blog.so-net.ne.jp/2013-03-26
「France旅行23Paris、Cathédrale Notre Dame de Parisノートルダム大聖堂 前編」http://fujikuro.blog.so-net.ne.jp/2013-04-01 の続きです。 




旅の7日目 2013/01/03 (jeudi, Thursday)




あぁ、尖塔が..


Cathédrale Notre Dame de Paris ノートルダム大聖堂の中を見学し終えたので、いよいよ尖塔に上ります。

    "Cathédrale Notre Dame de Paris"
(三角の再生ボタンでフランス語音声を再生します)

階段は300段を超えるそうで、もちろんエレベーターなどはありませんので徒歩で上ります。
クリスマス・マルシェとともにこれがこの旅の目的でもありました。
体力に自身が無いので密かに家の近所の階段で練習したりしていました。

外に出るともうすっかり日は落ちていました。
  

尖塔の入り口に向かってみると..
柵が閉まって鍵がかかっています….

終わりました….(T_T)
たぶん見学時間が過ぎてしまったのでしょう。
  



ガーゴイル(石像)を見てみたかった….



気を取り直しつつも半分ヤケクソで周囲を回ってみます。(^◇^;)

建物にくっついてる、この動物らしき彫像はなんでしょうね?
  





顔がハイエナにも見えるのですけど..
  





建物の裏手から見たところです。


正面とは全然違った印象ですね。
  





道を挟んでお店が並んでいます。
「ESMERALDA」(エスメラルダ)という名前のお店がありますが、ヴィクトル・ユーゴーの小説『ノートルダム・ド・パリ』 (Notre-Dame de Paris) に搭乗するジプシーの女性の名前です。
  





外は真っ暗でも、皆さんわいわいと賑やかに大聖堂の周りに集まっています。
  





  




思い思いに写真を撮ったり、楽しそうでした。
  



夜も更けてまいりましたので、ホテルに帰ることにいたします。

もうここに来ることも無いでしょう。
もし来たとしても階段を上る体力も無いことでしょう。(←まだ言ってる)

さようなら、Cathédrale Notre Dame de Paris ノートルダム大聖堂。

    "Cathédrale Notre Dame de Paris"









人は支え合って生きていくものだったのですね!


さて、ホテルに帰る前に家族が百貨店に寄ってお土産を買いたいということでPrintemps Paris(プランタン百貨店)に向かいました。

    "Printemps Paris"


official : http://departmentstoreparis.printemps.com/

すぐお隣にあるGaleries Lafayette(ギャラリー・ラファイエット百貨店)にも見劣りしないクリスマス・イルミネーションでした。
  





  




娘の買い物の間に、近くの空港行きのバス乗り場の確認に夫と共に行ってみました。
そこで明日の移動についていろいろ話していると、そばにいた中年女性が(何かお困りかしら?)といった感じで話しかけてくださいました。
フランス語なのでよくわからないのですが、こんな見ず知らずの海外の旅人にありがたいことです。
「Merci !」と何度もお礼を言いました。(^^)




この旅を通じて思ったことがあります。
「人は支え合って生きていくものなのね!」です。


「あたりまえじゃない、なにをいまさら」と思われるかもしれませんが、こんなに強く実感したことは初めてだったかもしれません。


異国の土地で嬉しいこと、困ったこと、嫌な思いをしたこと、感激したことなどたくさんのエピソードがありました。


でも総じて皆さん親切なんです。
相手が見ず知らずのものであっても、基本的に「困った時はお互い様」という感じなのです。


公共の場で社会的弱者を優先することも至極当然でしたし…


振り返って、自分はこんなに他人に親切にしてきたかしら?としみじみ思いました。




ちなみにこんな報告も...

「日本では『自力で生活できない人を政府が助けてあげる必要はない』と考える人が世界中で最も多くなっている点である(出典:「What the World Thinks in 2007」The Pew Global Attitudes Project)。「助けてあげる必要はない」と答えた人の割合は日本が38%で、世界中で断トツである。第2位はアメリカで28%。(中略)  日米以外の国におけるこの値は、どこも8%~10%くらいである。」

出典:成長論」から「分配論」を巡る2つの危機感
自力で生活できない人を政府が助ける必要はない!?
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20111114/223822/?rt=nocnt






明日の帰国を控えて、ホテルで最後の晩餐
  












旅の8日目 2013/01/04 (vendredi, Friday)




Bye Wonderful World and Thanks !


本当に楽しい旅でした。
フランスの”自由さ”に浸りきっていた8日間でもありました。
現地での”自由さ”に触れると、昔アメリカに自由の女神を送った国というのも、ちょっぴり理解できた気がします。
もちろん、この国の古い因習・法律などが時折問題になっていることはニュースなどで知っていますが、それでも自分の普段の生活よりも数倍自由なワンダフルワールドでした。


L'aéroport de Paris-Charles-de-Gaulle(シャルル・ド・ゴール国際空港)にて。

    "L'aéroport de Paris-Charles-de-Gaulle"


掲示板に「TOKYO-NARITA」の文字を認めたとき「あぁ、このゲートを過ぎれば次は日本のゲートなのね。いよいよ帰らなければ、あれもダメこれもダメの国へと..」と悲壮感が漂いました。
まるで強制送還される人みたいです。(^◇^;)
  



1月初旬、こうして無事に帰ってきました。
いつもよりかなり早いペースでブログ更新してきましたが、思いが伝わるエピソードを盛り込みたかったのと写真が数千枚ということもあり、気がつくと4月になってしまいました。
今までこの旅行記を読んでくださった方、お付き合いいただきましてありがとうございました。

そして旅先で温かい気持ちで接してくださった皆様、ありがとうございました!
Merci beaucoup ! Thank you so much !

    "Merci beaucoup"




終わり。


タグ:Paris
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ぽんこ

ふじくろさんと一緒に旅を楽しませていただきました
日本も助け合いの優しい国にしていきたいですね。
アイコンタクトから始めたいですよね。
by ぽんこ (2013-04-06 11:18) 

クローヴ

『自力で生活できない人を政府が助けてあげる必要はない』と考える人の
割合→日本が世界中で断トツ…という報告、悲しいですね。
かつて江戸の町では皆支え合って生きていたと聞いたことがあるのですが、
もうそんな日本はなくなってしまったということなんですね。
こんな世の中でTPPでの不安もいっぱいです。
日本の健康保険制度はなんとしても死守してもらいたいです。

ところで。。。
ノートルダム大聖堂の尖塔の件は残念でした…。
でもとても充実した、楽しい、自由な時間を過ごされたようで、
とっても羨ましいです。
フランスの人って冷たいイメージがあったんですが、今回読ませて
頂いてずいぶんと変わりました(^^)
by クローヴ (2013-04-06 11:24) 

ふじくろ

>>ぽんこさん
いつもコメントありがとうございました。
ふじくろも皆さんと一緒にこの旅を振り返ることができてとても嬉しいです。(^^)

>アイコンタクトから始めたいですよね。
そうですよね、そこから始まるのですよね。言葉が通じなくても思いをメイッパイ表現すればいいのですね。(*'ー'*)



>>クローヴさん
「困った時はお互い様、いいよいいよー、私が困った時は助けてね」みたいなユルい感覚はわりと最近(昭和)くらいまではあったような気がするのですけど、いつのまにか希薄になってしまいましたね。(^◇^;)


>フランスの人って冷たいイメージがあったんですが、
そうなんですよ、ふじくろも同じようなイメージを持っていました。
空港や大きな駅、有名観光地のお店の人たちなどは(忙しいこともあって)確かに旅人に対しては素っ気ない態度だったのですが、ちょっと地元密着型の場所や一般の人に触れると全然違った感じでした。
「あー、今まで誤解していてごめんなさい」と思いました。(^^)
by ふじくろ (2013-04-06 23:47) 

keykun

こんにちは ^^
我が家の引越し作業で少し周回遅れです。^^;;
ラテン系の気さくな人情味がフランスには感じられます。
個人主義が強いと言う反面の人間臭さが在るのかな?と・・。^^)
素敵な年越しの旅・人と人との触れ合いだとつくづく感じます。
マタの訪仏を愉しみにしています。
いい旅~人生ですね!! ^^)v

by keykun (2013-04-13 11:44) 

ふじくろ

>>keykunさん
ありがとうございます。
そうですか、珍しくblogが滞っていると思っていましたらお引っ越しでしたか。
大変そうですね。
新しい生活のスタートでお疲れもあるでしょうが、blog更新楽しみにしています。(^^)
by ふじくろ (2013-04-13 23:01) 

OldJoe

フランス旅行私も楽しませていただきました。お疲れ様でした。
by OldJoe (2013-05-14 09:34) 

ふじくろ

>>OldJoeさん
ドタバタ旅行記になってしまいましたが、お楽しみいただけたでしょうか。
今回の旅行を機に、私も他人様のブログで旅行記を拝見するのが楽しくなりました。(^^)
by ふじくろ (2013-05-14 13:07) 

つっち~

ふじくろさん 初めまして。シンガポール在住者です。
今年の2月に、シンガポールから勉強の目的でウィーンへ行く途中、パリにも寄りました。ふじくろさんの旅行記を懐かしく拝見させていただきました。
私はその翌月、シンガポールで乳房にしこりを見つけ、急いで帰国。5月に全摘しました。ふじくろさんが郭清手術を受けられたS病院です。撮影された、病室や屋上庭園のお写真も、色々な思いで拝見させていただきました。
その後、術後の診断結果に右往左往しながら決着が未だつかず、明日シンガポールに戻ることにしました。
これから長い戦いが待っているのかなあ、と思うと、不安がいっぱいですが、前向きに生きられているふじくろさんの姿を励みに頑張りたいです。


by つっち~ (2013-06-25 12:03) 

ふじくろ

>>つっち~さん
お勉強のためにウィーンに行かれたのですね。ふじくろも1度行ってみたいです。(^^)

5月に手術されたのでしたら、まだ日も浅く大変なこともあるかと存じます。
ふじくろは(合計3回手術しましたので)最初の手術から13年経ちましたが「長い戦い」も今となっては「長い共存生活」となりました。
最初は不安がいっぱいですよね。私も最初はそうでした。
でも、家族、医療スタッフ、同じ病気のお友達、ネットでの情報など周りの人々に助けられて今ではすっかり落ち着いています。
病気になったばかりの頃は「がんばって」と言われると「今までだってがんばってきたのに、これからなにをがんばればいいの?」などと思っていましたから(^◇^;)他人様にはなかなか「がんばって」とは言えませんが、どうか無理をされずにご自愛ください。
同じ病気の患者同士、ともに長い道のりを歩んでいきましょう。応援しています。(^^)

by ふじくろ (2013-07-02 18:08) 

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