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がん検査で悪い結果がでたときは? [がん関連]





ブログ主は乳がんの手術を3回、泌尿器系のがん疑いの手術を1回しました。
自分で調べたこと・体験したことを一人でも多くの人と共有したくてこの記事を書きました。 




昨今、医療不信が流行っています。
がんのことを調べようとネットで検索しても、怪しい代替医療サイトが上位に上がってきてしまいます。
「きっとみんなによく見られて人気のある信頼されたサイトだから..」と思いますか?
違います。
あれらのサイトはSEO対策しているからです。
SEO対策というのは、詳しいお話は省略して単純に「検索結果で上位に表示されるように細工を施す」インターネットのテクニカルな方法です。
これらのインチキサイトにはまってしまうと、正しい治療が受けられなくなってしまう可能性がありますので注意が必要だと思います。

本当に役に立つ”国立がん研究センターの患者向けpdf”などの正しい情報が埋もれてしまってもったいないです。(>_<)


患者必携 がんになったら手にとるガイド 普及新版(PDF版)

 
国立がん研究センターがん情報対策センター







さらにここからは「ブログ主の体験をもとにした情報」も共有したいと思います。



1. 病院を調べる

検査結果で「要再検査」のときは不安でいっぱいですね。
再検査して運悪く「がんの告知」を受けた時は、診察室でそのまま手術の予約まで決めなければならないことも多いです。
頭が真っ白なので、もう何も考えられなくなるかもしれません。

今のうちに手術・治療する病院探しを始めるのがおすすめです。
ちなみに、基本的に1度手術した病院を離れて転院することはとても困難です。


*個人的な体験に基づくお役立ち情報*


[全がん種]

病院を探す 国立がん研究センターがん情報対策センター
http://hospdb.ganjoho.jp/kyoten/


[乳がん]

↓病院・クリニックへのアンケート調査
乳がん診療に関する全国調査2012  乳がん百科 powered by がんナビ
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/cancernavi/breast/hospital/2012/





2. 治療について学ぶ

がんが確定すると治療が始まりますが「それが具体的にどんな治療で自分の体に何が起こるのか?」不安になりますよね。

あらかじめ基礎知識を貯えておくと、精密検査の結果と告知に続いていきなり治療方針の説明が始まっても多少ついていくことができると思います。

メジャーながんについては[標準治療]や[ガイドライン]がありますので、とても参考になるのではないでしょうか。


*個人的な体験に基づくお役立ち情報*


[全がん種]

各種がんの解説(部位・臓器別もくじ) 国立がん研究センターがん情報対策センター
http://ganjoho.jp/public/cancer/index.html

↓手術・治療が一般的にどんな順番でどう行われていくかの情報
基本パスを探す 国立がん研究センターがん情報対策センター
http://ganjoho.jp/public/dia_tre/path/search_basic.html


冊子・動画・資料 国立がん研究センターがん情報対策センター
http://ganjoho.jp/public/qa_links/index.html

出版物のご紹介 NPO法人キャンサーネットジャパン
http://www.cancernet.jp/publish



[乳がん]

↓患者が思いつく疑問に沿った”マインドマップ”が役立ちます。

患者さんのための乳がん診療ガイドライン 日本乳癌学会
http://jbcsfpguideline.jp



『患者さんのための乳がん診療ガイドライン』の読み方・使い方 日本乳癌学会
http://jbcsfpguideline.jp/use.html


書籍(日本乳癌学会編集);
患者さんのための乳がん診療ガイドライン 2014年版

患者さんのための乳がん診療ガイドライン 2014年版

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 金原出版
  • 発売日: 2014/07/12
  • メディア: 単行本


患者さんのための乳がん診療ガイドライン 2012年版

患者さんのための乳がん診療ガイドライン 2012年版

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 金原出版
  • 発売日: 2012/07/02
  • メディア: 単行本





3. セカンドオピニオンで疑問を解決する

これは実際にがんの診断がついた後のことですが、いざ告知されると慌ててしまうので今のうちに対象医療施設を絞っておくのもいいかもしれません。

ブログ主はこれまでに何回もセカンドオピニオンを受けてきました。
CTやMRIの画像、その他検査結果を持ち歩いてあちこちに出向きました。
訪れた先々で素晴らしい先生方に出会い、これまでの経過や治療に関して大変参考になるご意見を伺うことができました。

この体験は数年経った今でも心の支えになっています。たまにネガティブな感情が芽生えた時でも「いや、あのとき○○先生はこうおっしゃっていたのだから大丈夫」などと考えることで、頭の整理ができています。


*個人的な体験に基づくお役立ち情報*


「1. 病院を調べる」に掲載された病院のセカンドオピニオン外来が一般的ではないでしょうか。

↓ブログ主が乳がんのセカンドオピニオンでお世話になり、大変参考になった医療施設2つ

公益財団法人がん研究会 有明病院
http://hospdb.ganjoho.jp/kyotendb.nsf/vKihon/A13002

聖路加国際病院
http://hospdb.ganjoho.jp/kyotendb.nsf/vKihon/A1301





2014.02.05 追記
4. 乳がんの主な検査から結果発表の流れ


マンモグラフィ乳腺超音波検査

最終的な、穿刺吸引細胞診コアニードル生検(針生検)などの細胞検査

結果発表と同時にがん告知と入院予約・簡単な手術説明をされることが少なくないです。

患者は「今結果を聞いたばかりで、手術のことなんて何も考えられない」うちに、医師はこの時点でほぼ治療方針が決まっていますので、どんどんスケジュールの決定が進んでいってしまいます。

セカンドオピニオンのための検査結果コピーの借り出しや紹介状の要求をここ(検査結果発表時点)ですれば、1日でも早く計画通りに事を進めることができ、悶々とした不安な日々を過ごす時間を少しでも減らすことができます。(*'▽'*)b


参考ページ;

動画で学ぶマンモグラフィ
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_209809_3500_4

動画で学ぶ乳腺超音波検査
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_209809_3500_5

動画で学ぶ穿刺吸引細胞診
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_209809_3500_6

動画で学ぶ超音波ガイド下マンモトーム生検
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_210357_3500_4

動画で学ぶステレオガイド下マンモトーム生検
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_210357_3500_5

動画で学ぶコアニードル生検
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_210357_3500_6






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【関連記事】

「乳がんについて相談できるところは? 知りたい情報はどこにあるの?」(リンク集)
http://fujikuro.blog.so-net.ne.jp/2008-07-25

「○○が”がん”に効く」のからくり
http://fujikuro.blog.so-net.ne.jp/2013-07-19

[乳がん]細胞診や生検ってなに?痛いの?と思われた方へ
http://fujikuro.blog.so-net.ne.jp/2012-11-07

乳がんの成長
http://fujikuro.blog.so-net.ne.jp/2012-10-23

マンモグラフィ検査で要精密検査になってしまったら
http://fujikuro.blog.so-net.ne.jp/2011-07-07

これはわかりやすい!乳がんお勧めビデオ
http://fujikuro.blog.so-net.ne.jp/2011-06-24
タグ:乳がん がん
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