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起動可能なYosemiteインストーラディスクを作成する [図解] [エレクトロニクス]






昔はインストールCD・DVDなどがコンピュータに付属していて、新規インストールはそこから起動して行っていました。
現在はインターネットを介してOSインストーラをダウンロード、インストールするようになっていますね。

USBフラッシュドライブやSDカードなどにインストーラを作成しておくとオフラインでもインストールできて便利です。

Yosemite(10.10)でもMavericks(10.9)と同じ手順で作成できました。
 起動可能なMavericksインストーラディスクを作成する [図解]
 http://fujikuro.blog.so-net.ne.jp/2014-05-28

 


条件

・作成作業するMacのOSがLion(10.7)またはそれ以降であること
・Yosemiteプリインストール機ではないこと





必要なもの

・Apple ID
・USBフラッシュドライブ/SDカード/外付けHDD(いずれの場合も8GB以上)
・インターネット回線





メリットは?

・複数のコンピュータに次々とインストールしていくような場合
・ADSLなどの低速なインターネット回線で、OSのダウンロードに時間がかかりすぎるような場合でもオフラインでインストールできる





参考にしたサイト

起動可能な OS X インストーラを OS X Mavericks で作成する
http://support.apple.com/kb/HT5856?viewlocale=ja_JP

How to Burn OS X Yosemite to a USB Flash Drive
http://lifehacker.com/how-to-burn-os-x-yosemite-to-a-usb-flash-drive-1647137212
(DiskMaker X というツールを使った方法も紹介しています)





試した環境

MacBook Pro Retina Mid2012 15inch, Mavericks(10.9)





手順概要

1. Yosemiteをダウンロードする
2. USBフラッシュドライブやSDカードなど起動可能インストールメディアにするものををMacに接続する
3. "createinstallmedia"というAppleのツールでインストーラを作成する





手順詳細

1. 内蔵HDDのMavericks(10.9)から起動して、Mac App Storeアプリを起動する
  Yosemite(10.10)をダウンロードする(「無料アップグレード」ボタンをクリック)
  

  Apple ID と パスワードを入力
  

  ダウンロードが始まる
  


2. SDカードの準備
 ダウンロードしている間にSDカードを準備します。
 準備するメディアはUSBフラッシュドライブ/SDカード/外付けHDDのどれでもOKです(ここではSDカードを使いました)
 
 「ディスクユーティリティ」アプリでデバイス(8.07 GB Apple SDXC Rea...)を選択し、「消去」タブで下記の設定にして「消去」ボタン
 パーティションマップ方式:GUIDパーティションテーブル
 フォーマット:Mac OS 拡張(ジャーナリング)
 名前:Untitled
 

 消去後
 


3. "createinstallmedia"というツールでインストーラを作成する
 ダウンロードが終了するとインストール画面が開くので終了する
 
 *アプリケーションフォルダの中に"Install OS X Yosemite.app"がダウンロードされていて、"createinstallmedia"はその中に入っています

 「ターミナル」アプリから下記を入力してEnterキー(改行せずに1行で入力)
 sudo /Applications/Install\ OS\ X\ Yosemite.app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume /Volumes/Untitled --applicationpath /Applications/Install\ OS\ X\ Yosemite.app --nointeraction

 パスワードを入力するよう求められるので、ユーザアカウントのパスワードを入力してEnterキー
 (パスワード入力中、カーソルは動きませんが入力できています)

 下記のような"Done"メッセージ行が表示されたら終了(10~20分)
 


* 出来上がったディスクを「ディスクユーティリティ」アプリの「情報」で確認したところ
 





起動可能なインストールディスクからインストールする

1. 作成したSDカードをMacにさす
2. システム環境設定>起動ディスクで、起動ボリュームとしてSDカードを選択する
3. クリンインストールしたい場合は4番目の「ディスクユーティリティ」でインストール先ボリュームを消去(そのボリューム上の全てのデータが消去されます)してから、「OS X をインストール」を選択して「続ける」ボタン
 

起動可能なインストールディスクを作成したMacとは別のMacでも使えます。
 (Mavericksでは可能でしたが、Yosemiteでは未確認)





【関連記事】
起動可能なMavericksインストーラディスクを作成する [図解]
http://fujikuro.blog.so-net.ne.jp/2014-05-28



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