賃貸物件探しをしてわかったこと [その他]
東京、川崎、横浜のエリアで、子供のためと自分のための賃貸物件探しを別々に2件続けて行いました。
これまでも物件探しは何回か経験していますが、インターネットを活用した物件探しは初めてで、リサーチしてみると今まで知らなかったことがわかってきました。
何軒もの不動産屋に足を運び、交渉してネットで調べてみてたくさんのことがわかってきました。
知らないと損をすることが多いのもよくわかりました。
(そういう意味では「情報弱者は騙される」と言われている携帯電話の契約にも似ています)
物件探しのノウハウのサイトはたくさんありますが、業界関係者による”自分たちに好都合な”記事も多いので注意が必要だと思いまいした。
Yahoo!知恵袋などの質問掲示板では、業者と思われる自分たちに都合の良い書き込みをする回答者が多数見受けられます。
素人消費者の体験による情報が少ないと感じて、今回このブログ記事にしました。
皆様が良い物件に巡り会えますように。
1. 相場を知る |
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一番大事だと思ったのがこの相場でした。後で家賃交渉をするときにもたいへん役立ちました。
HOME’S ホームズ 家賃相場 ★★★★☆(ブログ主オススメ度)
http://www.homes.co.jp/chintai/price/
CHINTAI 家賃相場 ★★★★☆
http://www.chintai.net/rent/
SUUMO スーモ 家賃相場 ★★★☆☆
http://suumo.jp/chintai/soba/kanto/
at home アットホーム 家賃相場 ★★★☆☆
http://www.athome.co.jp/atweb_static/kanren/
2. 条件を決める |
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家賃、面積、通勤通学時間など
3. 不動産情報サイトで物件探し |
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amazonマーケットプレイスや楽天のような普通のショッピングポータルサイトの不動産版のようなサイトがあります。
下記2点の機能があるようなサイトでは登録しておくと新着物件のメールが届くなど便利です。
・検索条件保存
・新着物件の情報をメールで受け取る
suumo スーモ
http://suumo.jp
HOME’S ホームズ
http://www.homes.co.jp
本日の新着物件85,839件掲載物件総数5,222,164件
CHINTAI
http://www.chintai.net
at home アットホーム
http://www.athome.co.jp
現在 1,771,127件公開中
時間に余裕があれば1週間以上、ネットでいろいろな物件を見て回るといいと思います。
4. 物件を見学する |
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これだと思う物件が見つかったときは、実際に見学(内見)してみます。
見学は1人よりも2人、2人よりも3人..が有利です。
情報サイトで気に入った物件が見つかって「是非見たい」と思われたときは、物件のページにある取り扱い(仲介)不動産会社にメールか電話をします。
希望条件を伝えて「~(サイト)でみた~という物件の詳しいお話を伺いたい」と言うとスムーズです。
見学日を決めます。
当日不動産屋に着くと住所、氏名などを記入する紙を渡されます。
問い合わせていた物件以外に、不動産屋オススメの物件を紹介されます。
物件を見学します
見学時のチェックポイントについて説明しているサイトはたくさんありますので参考になります。
候補になる物件の初期費用見積書をもらうと良いと思います。
このときに初めて仲介不動産屋独自の項目(消毒代や火災保険)が出てきます。
(同じ物件でも仲介する不動産屋によってオプションが異なります)
例;

普通は1回の見学で決まることは少ないと思いますので、別の物件を検討することになると思います。
・信頼できる良い不動産屋に当たった場合は、サイトで見つけた別の物件のコピーなどを渡して相談することもできます。(見学もできます)
サイトに掲載された「取り扱い不動産会社」が別でもかまいません。
・信頼できない不動産屋に当たった時は、サイトで見つけた別の候補物件の問い合わせを別の不動産屋にします。
5. 申し込みをする |
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申し込み用紙に氏名、年齢、住所、勤務先などを書きます。
連帯保証人がいる場合は同様にその方の情報も書きます。
家賃の交渉などは一般的に、この申し込みをした時以降だそうです。
6. 契約する |
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申し込み後数日ほどで審査されてOKの時は、不動産屋から契約書を見ながらの重要事項の説明があります。
契約書への必要事項記入と必要書類(契約者の住民票や連帯保証人の印鑑登録証明書など)を提出します。
ダメな不動産屋 |
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実際に接してみて「これはちょっと…」と思った例です。
・「◯中に決めないと物件がなくなる」などと言い、契約を急かす。
嘘を言っている可能性が高いそうです。
・「手付け金を払わなければ物件を抑えられない」と言う。
不動産売買には手付け金があるが、賃貸に手付け金はないのが普通だそうです。(ただし後で返ってくる”預かり金”は払う場合があるらしいです)
・特定の火災保険への加入を必須条件にしている。
そもそも保険業法で「圧力募集」は禁止されているそうです。
不動産屋のバックマージンのために提携した保険会社の特定の高額な保険商品を勧められます。
いろいろなプランがありますが、どれも大家に対する賠償額は変わらず、自分の家財に対しての保険金で値段が変わります。
よくあるのは2年更新で2年で2万円ですが、これは”自分の家財”が1000万円以上あるような人向けの保険です。
Webで契約できる火災保険でもっと安い保険を探して「保険は自分で入ります」ということもできます。
「この保険でなければ契約できない」という不動産屋は信頼できず、後のトラブルのリスクも高くなると想像できます。
情報サイトに堂々と掲載されている指定条件の例

・消毒代・消化器代などの余分なオプションを強制する。
火災保険同様に不動産屋が提携している業者からのバックマージンが目的です。
交渉で無くすこともできます。強制するようでしたら信頼できない不動産屋です。
そのほかインターネット業者、ケーブルテレビ、保証会社(連帯保証人を立てない代わりに保証会社と契約する)など、不動産屋がバックマージンを得るために提携し強制するオプションがたくさんあります。
・こちらが候補にしている物件にネガティブで別の物件を強力に勧める。
・こちらの希望に即した物件の紹介をせずに、「そんな条件に合うような物件なんてありませんよ」などと嘘をつき、あれこれ適当な理由をつけて別の物件を勧める。
お役立ち情報 |
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●民間賃貸住宅に関する相談窓口 国土交通省
http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk3_000016.html
■独立行政法人国民生活センター
http://www.kokusen.go.jp/map/index.html
■公益財団法人日本賃貸住宅管理業協会ご相談コーナー
http://www.jpm.jp/consultation/
■一般財団法人不動産適正取引推進機構
http://www.retio.or.jp/
原状回復をめぐるトラブルとガイドライン (再改訂版)
平成23年 8月 国土交通省住宅局
http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/torikumi/honbun2.pdf
国土交通省ネガティブ情報等検索システム
<宅地建物取引業者>
http://www.mlit.go.jp/nega-inf/cgi-bin/searchmenu.cgi?jigyoubunya=takuti
【参考 都道府県知事が行った監督処分情報】
http://www.mlit.go.jp/nega-inf/takken/index.html
住まいのトラブル相談室 不動産ジャパン(公益財団法人不動産流通推進センター)
http://www.fudousan.or.jp/trouble/index.html
ひとりぐらし白書
(地域の環境評価・口コミが気になる場合)
http://hitorigurasi.info
東京都犯罪情報マップ
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/
事故物件公示マップ(大島てる)
http://www.oshimaland.co.jp/
タグ:賃貸
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