使っていない Apple ID でのサインインを求められる場合の対処 [エレクトロニクス]
コンピュータのiTunesでアプリのアップデートをしようとした時に、現在使っていない Apple ID でのサインインが求められることがあります。
この原因と対処をまとめました。
・MacBook Pro Retina 15inch Mid2012, OSX El Capitan 10.11.6
・iTunes 12.6
・iPhone 6s Plus, iOS 10.2
コンピュータのiTunesでアプリのアップデートをしようとした時に、「iTunes Store にサインインしてください」のダイアログが表示される。
1. コンピュータのiTunesでアプリのアップデートをしようとした時に、「iTunes Store にサインインしてください」のダイアログが表示される。Apple ID は現在使っていないものが表示されている。(自分のIDではなく家族のものが表示されている)
* この例では、Minesweeperというゲームアプリで引っかかっています。
2. 家族の Apple ID のパスワードを入力すると、家族のiOSデバイスに確認コードが送られる。
実際に送られた時の家族iPhoneのスクリーンショット
3. 確認コードをコンピュータのiTunesから入力してもこんな表示でアップデートできない。
A. Apple ID を”新規作成して”変更している場合
→ 旧 Apple ID でのサインインが求められます。
Apple ID は1人1つが原則なので、正規の手順で変更しないと引き継がれません。正しくない手順で変更(新規作成)してしまった場合は、旧 Apple ID と新 Apple ID は別人と判断されます。
B. 家族の Apple ID で購入したアプリが、自分のiTunesライブラリーに入っている場合
→ 家族の Apple ID でのサインインが求められます
* Apple ID の正規変更手順はこちらです
Apple ID を変更する
https://support.apple.com/ja-jp/HT202667
A.もB.も同じ現象が起こります。iTunes・Appleとしては、別人の Apple ID で購入したアプリをアップデートしようとしているので、サインインを求めてきます。サインインできても「別人だからダメ」と言われてしまいます。
コンピュータのiTunesで家族の Apple ID で認証、または自分で過去に使っていた古い Apple ID で認証します。
1. 「アカウント」メニュー>認証>このコンピュータを認証
2. 家族の Apple ID、または自分で過去に使っていた古い Apple ID で認証する
3. 「このコンピュータはすでに認証済みです」が表示されます。
* これは警告ダイアログの日本語が少しおかしいのですが、これで認証されたことになります。
4. 認証が反映されるまで数分待ってから、もう一度アップデートを試みると無事にアップデートされます。
・アプリの購入者が誰であるか または どの Apple ID であるかは、アプリを選択して command+I を押して情報画面を出し「ファイル」パネルの「購入者」を見るとわかります。
・例えば機種変更などの時に、正規の手順で Apple ID を変更しておかないと後々面倒なことになります。
【関連記事】
1台のコンピュータのiTunesで家族で音楽やアプリを共有する その1
http://fujikuro.blog.so-net.ne.jp/2013-12-09-1
1台のコンピュータのiTunesで家族で音楽やアプリを共有する その2
http://fujikuro.blog.so-net.ne.jp/2013-12-09-2
この原因と対処をまとめました。
環境 |
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・MacBook Pro Retina 15inch Mid2012, OSX El Capitan 10.11.6
・iTunes 12.6
・iPhone 6s Plus, iOS 10.2
現象 |
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コンピュータのiTunesでアプリのアップデートをしようとした時に、「iTunes Store にサインインしてください」のダイアログが表示される。
1. コンピュータのiTunesでアプリのアップデートをしようとした時に、「iTunes Store にサインインしてください」のダイアログが表示される。Apple ID は現在使っていないものが表示されている。(自分のIDではなく家族のものが表示されている)
* この例では、Minesweeperというゲームアプリで引っかかっています。
2. 家族の Apple ID のパスワードを入力すると、家族のiOSデバイスに確認コードが送られる。
実際に送られた時の家族iPhoneのスクリーンショット
3. 確認コードをコンピュータのiTunesから入力してもこんな表示でアップデートできない。
原因 |
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A. Apple ID を”新規作成して”変更している場合
→ 旧 Apple ID でのサインインが求められます。
Apple ID は1人1つが原則なので、正規の手順で変更しないと引き継がれません。正しくない手順で変更(新規作成)してしまった場合は、旧 Apple ID と新 Apple ID は別人と判断されます。
B. 家族の Apple ID で購入したアプリが、自分のiTunesライブラリーに入っている場合
→ 家族の Apple ID でのサインインが求められます
* Apple ID の正規変更手順はこちらです
Apple ID を変更する
https://support.apple.com/ja-jp/HT202667
A.もB.も同じ現象が起こります。iTunes・Appleとしては、別人の Apple ID で購入したアプリをアップデートしようとしているので、サインインを求めてきます。サインインできても「別人だからダメ」と言われてしまいます。
対処 |
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コンピュータのiTunesで家族の Apple ID で認証、または自分で過去に使っていた古い Apple ID で認証します。
1. 「アカウント」メニュー>認証>このコンピュータを認証
2. 家族の Apple ID、または自分で過去に使っていた古い Apple ID で認証する
3. 「このコンピュータはすでに認証済みです」が表示されます。
* これは警告ダイアログの日本語が少しおかしいのですが、これで認証されたことになります。
4. 認証が反映されるまで数分待ってから、もう一度アップデートを試みると無事にアップデートされます。
備忘録 |
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・アプリの購入者が誰であるか または どの Apple ID であるかは、アプリを選択して command+I を押して情報画面を出し「ファイル」パネルの「購入者」を見るとわかります。
・例えば機種変更などの時に、正規の手順で Apple ID を変更しておかないと後々面倒なことになります。
【関連記事】
1台のコンピュータのiTunesで家族で音楽やアプリを共有する その1
http://fujikuro.blog.so-net.ne.jp/2013-12-09-1
1台のコンピュータのiTunesで家族で音楽やアプリを共有する その2
http://fujikuro.blog.so-net.ne.jp/2013-12-09-2
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