SSブログ

Appleの「パスワードをリセットしてください」メールは本物か? [エレクトロニクス]






Appleから「パスワードをリセットしてください」というフィッシングメールが来て、騙されて Apple ID のパスワードや個人情報を入力してしまったという話を時々聞きます。
でもメールが本物か偽物かわからない時もありますよね。
本物が来たのに偽物だと思ってしまったら、誰かに Apple ID を乗っ取られたまま放置することになってしまいますよね。そんな時どうするのがいいかについて記事を書きました。


 


最近Appleを語る偽メールがたくさん出回っているようで、いろいろなところから注意喚起されています。


突然の「Apple IDが無効」メールに要注意
トレンドマイクロ セキュリティブログ
http://blog.trendmicro.co.jp/archives/15732


「Appleをかたるフィッシング (2017/04/19)」
一般社団法人 セキュリティ対策推進協議会
https://www.spread.or.jp/phishing/2017/04/19/3414/


・日本語がおかしい
・本文1行目が自分のフルネーム以外になっている(ユーザー各位など)
・差出人のEメールアドレスがAppleのものらしくない
などなど偽物だと思われるような特徴が列挙されていますが、これらに当てはまらず「見たところ本物に見える」場合はどうすればいいでしょう?
本当に誰かが自分のアカウントを使用したのなら、パスワードを変えなくてはなりません。

これはAppleから来た本物のメールです。
時刻の横にPSTと表示されていますが、これは米国太平洋標準時のことで17時間ずれています。
例えば、
PST米国太平洋標準時の2017年11月17日(金) 21:24 は
JST 日本標準時の2017年11月18日(土) 14:24 です。
Appleのメールは、いつもこのPST米国太平洋標準時が表示されています。






とりあえず、本文中のリンクが怪しいかどうか調べて見ます。

[Mac/Windowsの場合]
本文中のリンクを右クリックします。
(偽物メールの時に間違って左クリックすると、悪意のある偽ページが開いてしまいますので注意が必要です)

「リンクをコピー」をクリック


テキストエディットapp(Mac)、メモ帳(Windows)などのアプリにペーストします。

本物の例;



[iPhone,iPadの場合]
本文中のリンクを長押しします。
(偽物メールの時に間違ってタップすると、悪意のある偽ページが開いてしまいますので注意が必要です)

「コピー」をクリック


メモappなどにペーストします。


これでAppleとは全く関係ないようなドメイン名やwww.apple1などと少し変えてあるような怪しいドメイン名の場合は、フィッシングメールだと思います。

ここで正しく"https://appleid.apple.com/jp"などと表示された場合は、本物だと思います。

たとえ本物だと思っても念のためメール本文中のリンクには触らず、ブラウザから”AppleID パスワードを変更”などと検索して表示される正規のページにアクセスします。

Apple ID のパスワードを変更する
https://support.apple.com/ja-jp/HT201355


フィッシングメールだと判断した場合は、下記リンクの「フィッシング詐欺やその他の疑わしいメッセージについて Apple に報告する」に記載されているAppleのメールアドレスにそのまま転送するといいです。
「フィッシングメール、ウイルス感染の偽警告、偽のサポート電話などの詐欺に遭わないようにする」
https://support.apple.com/ja-jp/HT204759




参考公式サイト;
Apple ID の不正利用が疑われる場合
https://support.apple.com/ja-jp/HT204145





【関連記事】
「警告:お使いのMacが危険にさらされているかもしれません!!」の対処
http://fujikuro.blog.so-net.ne.jp/2017-04-14

使っていない Apple ID でのサインインを求められる場合の対処
http://fujikuro.blog.so-net.ne.jp/2017-03-31



nice!(7)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

nice! 7

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。