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虫取り器・蚊取り器を使ってみた [エレクトロニクス]

 
毎年この季節は蚊に悩まされていますが、今年は思い立って虫取り器を仕掛けてみました。
商品の選定から使用実感までの記録です。

 


 目標

血を吸う蚊を撲滅したい。
我が家の玄関付近にはいつも蚊が待機していて、人の出入りの時に猛攻撃を仕掛けてきます。空きあらば家の中に入ってきて、部屋にいても刺されてしまいます。
蛾や血を吸わない虫はともかく、この吸血蚊をなんとかしたいです。





 蚊の種類

血を吸う蚊は主にアカイエカとヒトスジシマカ(Tiger Mosquito)だそうです。
蚊柱を作るユスリカの仲間は血を吸わないそうです。
我が家(神奈川県横浜市の住宅地)にはヒトスジシマカが多く、これに刺されるとものすごく痒くて数日間悩まされます。
我が家のメインターゲットはこのヒトスジシマカです。

ヒトスジシマカ

出典:Asian tiger mosquito - simple english wikipedia
https://simple.wikipedia.org/wiki/Asian_tiger_mosquito


参考サイト;
金鳥 http://www.kincho.co.jp/gaichu/seitai/ka.html
金鳥 ユスリカ http://www.kincho.co.jp/gaichu/seitai/yusurika.html
アース製薬 https://www.earth.jp/gaichu/knowledge/ka/
アース製薬 ユスリカ https://www.earth.jp/gaichu/discovery/yusurika.html
危険生物.information https://kikenseibutsu.info/mosquito-type-lifespan-1e/





 蚊をおびき出す

蚊がおびき出される条件には光(紫外線)・二酸化炭素・動物の体温程度の温度があるそうですが、血を吸う蚊の場合は光(紫外線)にはあまり反応せず、二酸化炭素や温度に寄ってくるようです。
血を吸うのはよく知られているようにメスだけです。


参考サイト;
虫はよく光に集まるけど、蚊もおなじように光に集まるの?
https://www.amido.jp/pest/experiment/light.html

紫外線とは 環境省
https://www.env.go.jp/chemi/uv/uv_pdf/01.pdf

CO2と温熱の組み合わせに誘引される
https://www.chuden.co.jp/resource/corporate/news_78_N07833.pdf

通販で『電撃殺虫LEDガーデンライト』とい
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1265423782





 虫取り器の選定

家の出入り口にぶら下げるタイプの虫除け剤は吸血蚊にはあまり効かないようなので、紫外線と二酸化炭素を発生させる機器を探しました。

紫外線でおびき寄せるだけのタイプは2,000〜3,000円程度の安いものが多くありますが、紫外線+二酸化炭素を発生させるタイプは価格も高くわずかな種類しかありませんでした。
でも、ヒトスジシマカをなんとかするには二酸化炭素の発生が不可欠です。
二酸化炭素を発生させる仕組みはどれも光触媒反応を使ったもので、発生する量はごくわずかみたいです。

商品説明に「蚊が取れる」と書かれていたり、レビューで「蚊が取れました」と書かれていても。それは紫外線に寄りやすく吸血しないユスリカの仲間かもしれませんので注意が必要です。
なので二酸化炭素発生機能は必須です。


日本で売られているもの;
・ダイナトラップ DYNATRAP (アメリカの会社の製品で日本では代理店が販売)
 https://www.dynatrap.jp(日本の代理店サイト)
 https://dynatrap.com (アメリカ本国のサイト)

・モスピュア MOSPURE ナイトライド・セミコンダクター株式会社
 https://www.ledpure.jp/product03/index.html

・捕虫器(nedius) 株式会社スイデン(SUIDEN CO., LTD.)
 http://www.suiden.com/product_category/nedius_insectivorous_organ/
 https://www.amazon.co.jp/dp/B01EL7FQ3S/

 ↑この製品はAmazonでは二酸化炭素発生と記載されていますが、企業の製品紹介ページには記載されていません。真相がわかりません。

・製品名・型番不明 製造会社不明
 虫取り器/蚊取り器】 誘虫&殺菌&浄化3in1 UV光源主動吸引式捕虫器 虫退治 蚊虫除け 空気清浄 UV&オゾン殺菌 掃除機 Clean殺虫器 静音 省エネ 取り外し可能 無効返品保証 (ホワイト)
 https://www.amazon.co.jp/dp/B072FRL3YJ
http://fujikuro.blog.so-net.ne.jp/2015-04-25

 ↑出所不明で、もしかしたら中国製かもしれません。


参考サイト;
「騙された」「蚊に効くんじゃないのか」炎上『虫よけ剤』表示問題、実際に“効く”のか、“効かない”のか?
https://www.sankei.com/premium/news/150322/prm1503220022-n1.html


注意1:
最近Amazonでは中国業者のコピー製品やサクラレビューが蔓延しています。☆の数が多くてもあてになりません。

注意2:
一時期テレビ、新聞、雑誌等で紹介されたらしいブラックホールという製品も二酸化炭素を発生するようですが、値段が2万円を超えて高すぎますので省略しました。


結局選んだのはDYNATRAPの一番小さいDT150という、約30平方メートル四方を駆除できる機種でした。
日本では売ってないのでアメリカAmazonで買いました。送料込みで4,700円くらいです。

https://www.amazon.com/dp/B00I4R1SA2/
ライトは交換式ではなく壊れたら使えなくなると思います。
中でプロペラが回りますが、音は静かです。






 仕掛け〜1週間後

まずは家の周りの発生源を見直しました。土の入ったビニール袋や土どめとして使われているブロックの穴を板で塞いだりしました。

参考サイト;
蚊の発生防止対  東京都福祉保健局
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kankyo/eisei/yomimono/nezukon/mosquito.files/ka_shisetsu.pdf



虫取り器を玄関の棚に置いて、電源はオンにしたままにしました。(スイッチはなく頭の電源コードを抜き差ししてオン/オフします)


この製品は電源をつけっぱなしで、少なくとも6週間は放置する必要があるそうです。
光によく反応する蛾などは取れても、吸血する蚊は難しいかなと思っていましたが、蓋を開けてみるとヒトスジシマカも結構取れていました。(虫が団子状になっているので正確には数えられませんでしたが、7~8匹くらいは罠にかかっていたと思います)


これ、オスなのかメスなのかわかりませんが、オスが減れば全体数も減るだろうということで良しとします。



このままシーズンオフまで放置しようと思います。





【関連記事】
にっくき蚊をやっつける 2007年9月26日
https://fujikuro.blog.so-net.ne.jp/2007-09-26


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