スイッチングハブTP-LINK TL-SG105E 初期設定1 準備とIPアドレス変更 [エレクトロニクス]
スイッチングハブ TP-LINK TL-SG105E というものを買いました。
イージースマートスイッチと呼ばれていて、簡単なVLANができる機種です。
製品ページ；
https://www.tp-link.com/jp/products/details/cat-41_TL-SG105E.html
購入の動機は、普通のハブをインターネット対応アンプに接続していたのですが、どうも音が良くないのではないかと思い立ち、サイトの説明の「音声や動画が常に鮮明でスムーズになり、ノイズが少なくなります」を試してみようと思いました。
初期設定した時の記録をブログ記事にしました。3回に分けています。
1 スイッチングハブTP-LINK TL-SG105E 初期設定1 準備とIPアドレス変更 →この記事
2 スイッチングハブTP-LINK TL-SG105E 初期設定2 ユーザ名とパスワードを変更
3 スイッチングハブTP-LINK TL-SG105E 初期設定3 ファームウェアのアップデート →coming soon
| 環境 |
|---|
・MacBook Pro Retina 15inch Mid2012, macOS Sierra 10.12.6
・TP-LINK TL-SG105E ハードウェアバージョン3（これはファームウェアバージョンとは異なり機種そのもののバージョンです。バージョン2からWebからの設定・管理ができるようになったそうです。それ以前はWindows向けの設定・管理アプリしかありませんでした）
| 準備 |
|---|
1 ハブに設定するIPアドレスを決めておく
・Macでシステム環境設定＞「ネットワーク」を開きEthernetの環境を念のためメモしておく（画面キャプチャしておくと手間が省けて便利）
IPv4の設定、IPアドレス、サブネットマスク、ルーター、DNSサーバ、検索ドメイン
・MacのIPアドレスが10.0.1.38だった場合、最初から3つ目までの数字は変えないで4つ目の数字を100などにして、ハブのIPアドレスを10.0.1.100と決める。
2 ハブの管理画面にアクセスするためのユーザ名とパスワードを決めておく
・パスワードは英数字16文字以上で、内1文字以上は数字
・初期値はどちらもadminで、変更は任意
3 ファームウェアのアップデータをサイトからダウンロードして解凍しておく
https://www.tp-link.com/jp/download/TL-SG105E.html
4 MacをEthernetケーブル（LANケーブル）でルータにつなぎ、ハブもEthernetケーブルでルータにつなぐ。MacのWi-Fiは切りにする
＊ ルータからのEthernetケーブルは、ハブの5つあるポートのうちどこに繋いでもOKですが、ハブのMTUモードを有効にした時、デフォルトではポート1がアップリンクポートに設定されるので、ルータからハブに接続するケーブルはハブのポート1に繋ぎました。
5 ハブの電源ケーブルを本体とコンセントにつなぐ
注）もし自分のパソコンのIPアドレスが192.168.0.xxだったら？
パソコンをWi-Fi切りにして、ルータからEthernetケーブルを抜き、パソコンとハブを直接Ethernetケーブルで接続します。
| ハブのIPアドレスを変える |
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＊ハブとMacが通信できるように一時的にMacのIPアドレス（現在10.0.1.xx）をハブ（初期値が192.168.0.1）に合わせ、ハブのIPアドレスを10.0.1.xxグループに設定した後で、MacのIPアドレスを元に戻す。こうすることでハブが現環境のセグメントに属するようになります。
| MacのIPアドレス | ハブのIPアドレス | |
| 初期設定開始前 | 10.0.1.38 | 192.168.0.1 |
| 初期設定開始時 | 192.168.1.(90) | 192.168.0.1 |
| 初期設定終了時 | 10.0.1.38 | 10.1.0.(203) |
()内は自分で適当に決めた数字
1 Macのシステム環境設定＞「ネットワーク」を開く
2 一番上の「ネットワーク環境」メニューから「ネットワーク環境を編集..」を選択して、「＋」ボタンで項目を追加し”ハブ設定”などとわかりやすい名前をつける。
3 下記の通り設定して、右下の「適用」ボタン
IPv4の設定：手入力、IPアドレス：192.168.0.90（他の端末と被らない値なら4つ目の数字は90でなくてもなんでもOK）、サブネットマスク：255.255.255.0
4 SafariなどのWebブラウザで http://192.168.0.1 を入力してハブの管理画面を開き、User Neme : admin , Password : admin を入力して「Login」ボタンをクリック
5 左のメニューからSystem＞IP Setting を選択し、下記の通りに設定して「Apply」ボタン
DHCP Setting : Disable →DHCPからIPアドレスを自動取得しない
IP Address : ハブに設定したい固定IPアドレス
Subnet Mask : 255.255.255.0
Default Gateway : 準備でメモしておいた、Macのシステム環境設定＞「ネットワーク」の「ルーター」と同じ数字
最後に左のメニューから「Save Config」をクリックします。これをすることで変更内容が保存されます。
6 今まで192.168.0.1でハブにアクセスできていましたが、ハブを10.0.1.xxに変えたために、Safariではこんな画面が表示されます。これが正常です。
・ハブが192.168.0.1のとき自分（Mac）は192.168.0.xxでアクセスする
・ハブが10.0.1.xxに変わったら自分（Mac）も10.0.1.xxに変えなくてはいけない
7 Macのシステム環境設定＞「ネットワーク」で「ネットワーク環境：」を元に戻します。
8 Webブラウザで http://10.0.1.xx （ハブに設定した新しいIPアドレス）を開き、User NameとPasswordを入力すると、System Infoの画面になります。これでハブのIPアドレスの変更は終了です。
9 AirMac Extreme ac をルータにしている場合は、DHCP予約をしておく
AirMacユーティリティの「ネットワーク」パネルの「DHCPの予約：」の「＋」ボタンでハブを追加。「保存」ボタン→「アップデート」ボタン
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