がん治療の検索でうっかり地雷(偽情報)を踏まないために [がん関連]
がんになった・なったかもしれない時は誰でもインターネットで検索して情報を集めますよね。
私もそうです。
がん関連の掲示板などであまりにも多くの方が偽情報に騙されて・鵜呑みにされているのに最近改めて気がつき、こんな記事を書いてみました。
ここでいう地雷とは、がんの標準治療(科学的に有効性が証明され、安全性にも問題がないとされている治療)以外の、利益を優先した治療のことです。
その治療法がどれだけがんに効くのか証明もされていないのに、ホームページに憶測による持論を並べ立てて間違った治療に誘導するものをたくさん見てきました。
そういったホームページ・サイトには”さも”科学的と思われる専門用語が多く並び、何も知らなければ「よくわからないけどなんだか効きそう」もしくは「普通の病院での治療は危険」と思わされ騙されます。
これらは法律などによる規制を違反しているか、ぎりぎりグレーゾーンで存在しています。取り締まりは被害者が続発するなどの極端な例でしか行われていません。
こうした利益優先型の治療推進サイトのリンクをうっかり踏んでしまうということをここでは「地雷を踏む」と表現しています。
「○○が”がん”に効く」のからくり [がん関連]
TwitterやWebブラウジングしていますとがんに関するひどい情報がたくさん飛び込んできます。
今までなるべく気にしないようにしていましたが、あまりの状況に看過できませんでしたので記事を書きました。
2013.07.19
[乳がん]細胞診や生検ってなに?痛いの?と思われた方へ [がん関連]
乳がんの疑いがあるときは病院でいろいろ検査されますよね。
乳がん情報サイトをみてもその多くで、説明が載っています。
でも「生検とは〜」などと文字で説明されてもピンと来ないと思います。
ふじくろも初期はそうでした。
12年前のことですが、2回目の受診で「じゃ、細胞診するから服を脱いでそこに横になって..」と言われたのですが、(サイボウシン?なにそれ?痛いの?)と戸惑いました。
「がんナビ」でそれぞれの検査の動画が公開されました。
百聞は一見に如かず..です。(^^)
乳がんの成長 [がん関連]
乳がんを検出できるブラが開発されたそうです。
参照ページ;
乳がん検出ブラが、早期に腫瘍を見つける
http://jp.techcrunch.com/archives/20121011breast-cancer-sensing-bra-detects-tumors-years-before-some-mammograms/
皮膚温度の微妙な経時変化を測定して検出するそうです。
「従来のスクリーニング検査より最大6年早く腫瘍の兆候を示す」とも書いてあります。
2013年からヨーロッパで販売する計画らしいです。
乳がんは(というよりも他のがんも)早く見つければ生存率が高いともいわれていますし、こういう研究が進むといいかもしれませんね。
ところでこのブラのプロモーションが興味深かったです。
注意:
これ以降がん細胞のCG映像などがありますので苦手な方はご注意ください。
タグ:乳がん
マンモグラフィー検診はしたほうがいいの? [がん関連]
放射線は遺伝子を傷つけ、乳がんのリスクを高める可能性があると言われています。
ということで、「それならマンモグラフィ(乳房X線検査)は乳がんのリスクを高めるの?」という疑問がわきます。
がんを調べるための検査でがんになってしまっては意味がないですよね。
それから、マンモグラフィー検診はそもそも意味がある検診なの?という議論もあります。
アメリカでは50歳未満のマンモグラフィー検診は推奨されず、日本では40歳未満の同検査は推奨されていません。
簡単にいうと、「マンモグラフィー検診をやってもやらなくても死亡率はあまり変わらない」からだそうです。
被ばくのリスクがあるのに、無意味な検査は受けたくないですよね。
実際のところはどうなのか?以下の通り調べてみました。