映画『The Cove』 [映画]
The Cove (2008)
official site : http://www.thecovemovie.com/
Running Time: 92 Minutes
Country: United States
Directed by: Louie Psihoyos
Cast: Ric O'Barry, Louie Psihoyos, Simon Hutchins, Mandy-Rae Cruickshank, Kirk Krack
サンダンス映画祭 「アメリカ観客賞(American Audience Award)」受賞
東京国際映画祭では上映を拒否された。
和歌山県太地(たいじ)町。
毎年秋になると、小さな漁村でイルカ猟が始まる。
予告(中央の「再生する」ボタンまたは左下の三角マークボタンをクリックすると再生されます)
世界中のイルカ保護活動を代表しているリック・オバリー氏たちの活動のドキュメンタリー。
監督のルイ・サイホヨスは、約18年間ナショナル・ジオグラフィックのカメラマンとして活躍した。
R・オバリーたちのチームは捕殺されるイルカたちを守るため、
ハイテク機材を駆使して入り江(cove)に潜入して撮影を試みる。
地元警察やその他の団体が彼らを24時間監視し続ける。
「進入禁止」の看板で、オバリーたちのチームの侵入を阻止する。
なぜイルカ猟を撮影してはいけないのか?
入り江にはどんな秘密が?
そして、謎のイルカ猟にまつわるもう1つの秘密とは?
オバリーたちOPS(海洋資源保護協会)の主張は、
1. 鯨肉と表示されて売られているイルカの肉には、高濃度の水銀が含まれている。
(水俣病の時と同程度かそれ以上)
2. 毎年2.000頭以上の野生のイルカが、この入り江で虐殺されている。
(日本全体で20,000頭以上)
ちなみにイルカとクジラは、大きさの違いだけで慣習的に呼び分けられているそうです。
------ wikipediaより ------------
「生物分類上は、イルカとクジラに差はない。」
[注:以下の映像には一部残虐なシーンが含まれています]
アカデミー賞ノミネートの噂もあるこの作品を、是非観てみたいです。
個人的な意見として、
この入り江で行われているイルカ猟にも、
鯨肉と表示して流通させることにも反対です。
個人的評価 星5つ★★★★★が最高です。
映像美 観ていないので未評価
音響 観ていないので未評価
ストーリー 観ていないので未評価
総合 観ていないので未評価
今、オーストラリアと姉妹提携している都市問題にまで発展していて
かなり難しいことになりそうですが
国が違うと、
生活の習慣やものの考え方の上にも大きな違いや理解しがたい壁も生まれ
本当に大変ですね。
でも、こうしたことがお互い間で理解し合えるようになったとき
世界の中から飢えと闘うような国が亡くなり
本当の意味での国際社会、地球が一つになるときなのかもしれませんね・・・
by miopapa (2009-09-03 19:39)
はじめまして。
sorasoraさんから来ました。
私もこの映画は観たいと思っています。
そしてイルカ漁にも反対です。
国による習慣の違い、文化の違いなど言われますが
歴史的背景があれば続けていいのかと言うと
それはまた違うような気がします。
やはり時代の流れによって「動物愛護」の精神からも
残酷な漁はやめるべきだと思います。
私は動物は食べない主義ですが
こうして殺されていく動物にも感情があり家族がいるということにも
目を向けていただきたいと思います。
地球の生き物は人間だけのものではないのですから。。。
miopapaさんが仰るように地球が一つになるときなのかもしれません。
by nacco (2009-09-03 23:01)
コメント、ナイスありがとうございます。
この映画で日本人が知れば変わってくるだろうに
マスコミで大々的にやってほしいものです。
日本人が昔切腹していたように時代時代で変わらないとダメですね!
虐待ですよ!
by sorasora (2009-09-03 23:01)
>>miopapaさん
>オーストラリアと姉妹提携している都市問題
人体に問題があるほど水銀に汚染されている肉を、平気で売る行為に疑問を感じると、ブルーム市側はおっしゃっているそうですね。
全く同感です。
なぜ高濃度の水銀が含まれる食べ物を流通させているのか....疑問です。
>>naccoさん
はじめまして、こんにちわ。
はい、ぜひ観たい映画です。
オバリーたちは日本で上映することもプロモートしたそうですが、
失敗に終わりました。
残念です。
「残酷な漁はやめるべき」とのご意見に賛成です。
入り江に追い込み、銛で突き刺して弱ったところを頭を切る屠殺方法は、イルカを2時間苦しませるそうです。
絶命するまでこんなに長く苦しむ家畜・動物をほかに知りません。
>国による習慣の違い、文化の違い....
高濃度の水銀を含んだ肉を売ることに反対するブルーム市の意見は、
ナショナリズムの枠を超えて普遍のようにみえます。
はたして水銀が含まれる母乳を赤ちゃんに飲ませてよいのでしょうか....?
>>sorasoraさん
こちらこそ、ご訪問ありがとうございます。
オバリー氏によると、何年も日本のマスコミはこの問題を取り上げなかったけれど、
今回初めてレポートされたそうです。
>変わらないとダメ
そうですね、イルカには直接関係なくて脱線しますけど、
アメリカもオバマ大統領になりましたし、日本も民主党政権が誕生しましたし、CHANGEは大事ですね。
by ふじくろ (2009-09-04 00:46)
>>kakasisannpoさん
>>★とろさん
>>ぽんこさん
niceありがとうございました。
by ふじくろ (2009-09-04 00:49)
難しそうな映画ですが、こういった作品「こそ」、逃げないで
見て行かないといけませんね。。
by 向日葵 (2009-09-04 01:02)
>>向日葵さん
>こういった作品「こそ」、逃げないで
さすが向日葵さん!
まさしくその通りだと思います。
なので東京国際映画祭の関係者の方々は、
とっても情けないと思うのであります。
by ふじくろ (2009-09-04 01:44)
ご訪問&nice!コメントありがとぅございます。
私は最近まで日本でイルカ漁が行われていたことすら知らず、こちらの映像を見たときにかなりびっくりしてしまいました。
水銀についても、厚生労働省によると確かにバンドウイルカには、かなりの量の水銀が含まれているようで驚きました。
しかもこの映画を撮った外国人の方が、イルカを鯨と表示して売っていると話していたようなので、本当だったら何よりもそれはやめたほうがいいと思いました。
by たなか (2009-09-04 14:38)
>>たなかさん
こちらこそご訪問ありがとうございます。
6月にネットでいろいろな映画の予告編を観ていた時に、偶然この作品を知りました。
そしてたなかさんと同じくとても驚きました。
それまではイルカ猟について知りませんでした。
日本人の中にはイルカ肉が売られている(いた)ことをご存知の方も、いらっしゃるようです。
ふじくろは6月まで全く知りませんでした。
スーパーのパッケージに例えば「バンドウイルカ 和歌山県」のように表示されていたほうが、わかりやすいと思うのですが....
by ふじくろ (2009-09-04 16:40)
>>keykunさん
niceありがとうございました。
by ふじくろ (2009-09-04 16:41)
驚きました。
日本でイルカ猟が行われていることも、その酷すぎるやり方も、
またイルカの肉を鯨肉として、高濃度の水銀が含まれたことがわかって
いて流通させていることも知りませんでした。
人間はこの世で最も恐ろしい生き物だと思っていたけれど、知らなかった
恐ろしいことがまだまだあるのだ…と思い知らされます。
マスコミはいつも世の中の本当のことを報道しない。
東京国際映画祭は上映を拒否したなんて…信じられません。
映画は国境を越えるものだと思っていたのに。。。
by クローヴ (2009-09-05 00:47)
>>クローヴさん
3ヶ月前はクローヴさんと同じく、ふじくろも何も知りませんでした。
あ、でも大型の海洋生物の汚染が急速に進んでいることは知ってました。
>マスコミはいつも世の中の本当のことを報道しない。
同感です。
ちょっときな臭いにおいがすれば、決して首を突っ込むことはありませんね。
勇気を持って積極的に報道してほしいです。
>映画は国境を越えるもの...
激しく同感です。
日本のことが悪く描かれている(と感じた)から、
映画祭で上映しないなんて...
「もっと自信と勇気を持って!」と思いました。(^^)
by ふじくろ (2009-09-06 05:44)
イルカは分類では鯨の仲間になります。
それに、牛や豚や鶏は殺していいのにイルカは駄目だなんてそっちの方がえごです。それに水銀の濃度が高いと言われてますが、実際の彼らの健康は問題ないまますごしてます。賛成とは言いませんがかわいそうだからと言う意見は鯨やイルをペットとしてみているのと何ら変わりません。
自分たちの価値観を押しつけてくる映画を作ること自体私は気にいりません。
by ふこ (2009-09-08 17:25)
水銀が含まれているのに食用で販売する事を禁止しないのは何故なのでしょうね。
きちんと調査してしかるべき所に訴えるべきかと思います。
虐殺シーンを映画にしてエモーショナルに訴えるのもどうかと思います。
私自身は非道な処理の仕方などは反対ですし、フリッパーとかを見て育ちましたから食べようとは思いませんが、
この街の方はあくまで「食用」としてしか見てないのだろうな、というのはわかります。
私だって築地市場で並んでるまぐろとか、スーパーの切り身には悲しい事に、胸は痛みません。
そしてこの人たちはひとえに地元の産業を守ろうとしているのでしょう。
Japanese mafia・・・?They are hiding something・・・
とか、言っちゃって、悪いけど、アホか!と思いました。
これを訴えてる人は、牛や豚はかわいそうだと思わないのでしょうか。
もちろん、イルカ愛護的見地で活動する事には反対ではありません。
ひよこのと殺にも異論があがってますよね。賛成です。
ただ、素晴らしい映画かと言われると、感情に訴えていて一方的
なような気がします。
by duke (2009-09-11 17:18)
>>ふこさん
はじめまして、こんにちわ。
どんな内容の映画であれ、表現の自由は尊重されるべきものと思います。
>実際の彼らの健康は問題ないまますごしてます。
彼らとは誰のことでしょう?
>>dukeさん
この映画本編をご覧になったのですか?
予告編は感情に訴えなければ、プロモーションになりませんから。
by ふじくろ (2009-11-06 21:36)
>>NO NAMEさん
you wrote below;
>この映画については賛否両論有るようですが、それを作った国が言える立場にない事は明白です。
>イルカだとか鯨だとか言う、それ以前の問題でしょうね。
これは国同士の争いの話ではありません。
この問題を国と国との間にある紛争のように論ずるのは、ここでは適切ではありません。
そのような論旨からの不適切なリンク張りは固くお断りいたします。
また、発展性のないネガティブな迷惑コメントはmodifyまたはdeleteされます。
by ふじくろ (2010-03-10 15:21)