France旅行10 Strasbourg、ストラスブール近現代美術館 [旅 France]
「France旅行1 成田からStrasbourgへ(前編)」 http://fujikuro.blog.so-net.ne.jp/2013-01-16
「France旅行2 成田からStrasbourgへ(後編)」 http://fujikuro.blog.so-net.ne.jp/2013-01-19
「France旅行3 Strasbourg、marché(マルシェ)とTram(トラム)」http://fujikuro.blog.so-net.ne.jp/2013-01-24
「France旅行4 Strasbourg、大聖堂とmarché(マルシェ)」http://fujikuro.blog.so-net.ne.jp/2013-01-26
「France旅行5 Strasbourg、パレ・ロアンの美術館」http://fujikuro.blog.so-net.ne.jp/2013-01-30
「France旅行6 Strasbourg、Neuf寺院とブログリー広場のマルシェ」http://fujikuro.blog.so-net.ne.jp/2013-02-02
「France旅行7 Strasbourg、Petite France(プティット・フランス)」http://fujikuro.blog.so-net.ne.jp/2013-02-06
「France旅行8 Strasbourg、バンジャマン・ジクス広場とグーテンベルグ広場」http://fujikuro.blog.so-net.ne.jp/2013-02-08
「France旅行9 Strasbourg、アルザス農家フォアグラの村とコルボー広場、アウスターリッツ広場」http://fujikuro.blog.so-net.ne.jp/2013-02-11 の続きです。
旅の3日目 2012/12/30 (dimanche, Sunday) |
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place d'Austerlitz(アウスターリッツ広場) からBUSでMusée d’Art moderne et contemporain de Strasbourg (Strasbourg Museum of Modern and Contemporary Art、ストラスブール近現代美術館)へと移動しました。
"Musée d’Art moderne et contemporain"
(上の三角のボタンをクリックするとフランス語が再生されます。)
ストラスブール近現代美術館 オフィシャルサイト;
http://www.musees.strasbourg.eu/index.php?page=mamcs-en
元画像出典(pdf) : http://www.noel.strasbourg.eu/PDF/2012/plan-noel-2012-EN.pdf
トンネル? |
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バス停から美術館へ向かって歩いて行くと、トンネルのようなものがありました。
中に入ると通路の両脇にこんなものが置いてあって、ちょっとビックリします。
短いトンネルを抜けると美術館の建物前です。
建物の中から外を望むとこんな感じです。
どことなく国立新美術館(乃木坂)に似ています。
エレベーターに「閉める」ボタンが無いところも似ています。
ちなみにパリでもストラスブールでも「閉める」ボタンは見ませんでした。
ホテル、美術館、デパート、その他どこへ行ってもエレベーターの「閉める」ボタンはありませんでした。
フラッシュはダメ |
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カメラの撮影自由、フラッシュ禁止です。
座って絵画を眺める女性。
父親とみられる男性と小学生くらいのお子さん2人が観覧していました。
男性は首から一眼レフカメラを提げています。
男性がカメラを構えシャッターを切ったとき、フラッシュが光りました。
さっそく係員の男性が近づいてきました。
(あ〜、怒られるでしょうね..)とみていたのですが、ちょっと様子が違いました。
想像では「フラッシュ禁止ですよ!」と咎められると思っていたのです。
ところが係員の男性は静かに父親に話しかけている感じでした。
フランス語なのでよくわかりませんが、なぜフラッシュを焚いてはいけないのかを説明しているようでした。
父親はそれを黙って頷きながら聞き、最後に大きく首を縦に振って何かを理解したようでした。
「ルールなのだからダメ!」と闇雲にきつく咎めるのではなく、きちんと説明された係員さんにとても感動しました。
カメラが趣味なのでこれまでにあちこちに撮影に行って似たような状況に何回か遭遇しましたけど、これは今までに見たことの無かった光景です。
大変素晴らしい対応だと心に残っています。
2人のお子さんたちはその後、コンパクトデジタルカメラで嬉しそうに写真をぱちぱち撮っていました。
もちろん、フラッシュは炊かないで..(^^)
ゴミも展示物!? |
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作品の中にはゴミのようなものもありまして..
この焦げ茶色の固まりは粗大ゴミ(?)を塗装したようにも見えました。
こちらは本物のゴミです。
どこかで拾い集めたゴミをこんな商品ふうにパッケージして展示していました。
開放感に満ちあふれて |
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大きな窓がある部屋に彫刻が展示されていました。
開放感が素晴らしく、窓の外の風景とあわせて鑑賞できます。
ここに窓が無く白壁だった場合を想像すると、受ける印象が全然違っていたのではないかと思います。
通路と展示室の間にはいくつかの窓がありました。
外から中を覗き込む人や、中から外を眺める人など皆さんそれぞれの楽しみ方をされていました。
中も外も全体が展示物のよう |
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2階通路からみたところです。
端にも積み木のような展示物がありました。
ガラスの壁を通してみる外の彫刻。
ガラス壁越しの風景さえも絵画的に見えてきます。
観覧を終えて夫とロビーの椅子に座り、”じっくり鑑賞派”の娘を待っていました。
地図を広げて次の場所への経路を確認してから、ストラスブールの街についてあれこれ話をしていた時のことです。
初老のご夫婦(フランス語で会話されていたのでたぶんフランス人と思います)が隣に座られてました。
私たちの様子をじっと見ていた婦人が"Can I help you?"と話しかけてくださいました。
地図を見ながら話をしていたので”行き方がわからないで困っている人たち”に見えたかもしれませんね。
見ず知らずの旅人に、なんて親切な方達なんでしょう。
しかもわざわざ外国人向けに(?)英語で話しかけてくださって..
大変ありがたく感じ、私たちは何度もお礼を言いました。
これも心に残るエピソードの一つです。
日も暮れてきましたので、次の場所へと向かいました。
つづく。
タグ:strasbourg
旅先での人との触れ合いは嬉しいものですよね。
美術館の人の対応も素晴らしいですね。
by ぽんこ (2013-02-14 13:34)
>>ぽんこさん
本当におっしゃる通りです。
旅先でのふれあいがきっかけでとても感動したので、この旅行シリーズを書いています。(^^)
by ふじくろ (2013-02-14 16:55)
おはようございます。^^
こうして眺めていると~
アートの街だなぁとつくづく感心しますね。^^)v
by keykun (2013-02-16 05:42)
>>keykunさん
ストラスブールもパリも美術館は、小さなお子さんからお年寄りまで幅広い層に親しまれていると感じました。
素敵なことですね。(^^)
by ふじくろ (2013-02-16 16:27)
ストラスブール近現代美術館、とても楽しそう〜♪
ゴミの展示!面白いです。
ガラス壁越しの風景…素敵です…ホントに絵画のようですね。
エレベーターの「閉める」ボタンがないというのは興味深いです。
日本はたいていありますね、せっかちな気質の現れでしょうか?(^^;
by クローヴ (2013-02-20 23:24)
>>クローヴさん
ゴミの展示が一番面白かったです。(^^)
「閉める」ボタンは私たちが回った範囲には一つもありませんでした。
もしかしたらフランス国内には無い...のでしょうかね。
そのゆったり加減がとてもいい感じでした。
by ふじくろ (2013-02-22 00:17)