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化粧品かぶれのその後 中間報告2 [ファッション・コスメ]

化粧品トラブルにお悩みの方の為にも、今回の皮膚炎について報告第2弾です。(ちょっと長くなってしまいました)

化粧品にかぶれて、皮膚科でパッチテストをしたことを書きました(ここ)が、先日48時間後の判定の為皮膚科に行ってきました。

結果はうっすらと赤くなっている程度で「陰性」だそうです。
わかりにくいですが、赤丸で囲ったところがうっすら赤くなっています。
先生のお話では「反応するときはもっと濃く赤くなる。(パッチの)粘着剤にかぶれたかもしれない。」だそうです。

でも、パッチを貼って2日目の夜中に痒さで眼が覚めて、無意識にボリッと掻いてしまいました。→パッチがはがれた(T_T)

クリームのパッチのところがとても痒いし少し赤くなったので、個人的には「クリームが怪しい(ー"ー )」と思っています。

そこで、このクリームの成分を調べてみました。

1 水
2 グリセリン
3 ヒアルロン酸Na
セテアリルアルコール
5 ジメチコン
6 ホホバ油
7 BG
8 ナタネ油
9 シア脂
10 トリ(カプリル/カプリン酸)グリセリル
11 パルミチン酸オクチル
12 トリ(カプリル/カプリン酸)PG
13 ステアレス-21
14 アーモンドエキス
15 ミツロウ
16 PEG-6
17 セテアリルグルコシド
18 PCA-Na
19 フェノキシエタノール
20 マンニトール
21 酢酸トコフェロール
22 メチルパラベン
23 加水分解コムギ
24 クロルフェネシン
25 キサンタンガム
26 加水分解酵母
27 香料
28 PG
29 イガイグリコーゲン
30 EDTA-4Na
31 ポリソルベート20
32 シクロメチコン
33 カルボマー
34 クエン酸Na
35 リン酸Na
36 リン酸K
37 エチルパラベン
38 甘草フラボノイド
39 コハク酸2Na
40 ブチルパラベン
41 プロビルパラベン
42 イソブチルパラベン
43 赤504
44 黄4

赤字で書いてあるのは「表示指定成分」です。

ここで「表示指定成分」について。
表示指定成分とは、 医師からの情報をもとに、ごくまれにアレルギー等の皮ふトラブルを起こすおそれのある製品の使用を、消費者自らが避けることができるよう、1980年に指定され、表示を義務づけられた成分です。
殺菌剤、防腐剤、界面活性剤などがあります。
現在は102種類に、香料を加えた103種類が指定されています。
2001年の4月から、化粧品に「全成分表示義務」というのが課せられました。

...だそうです。(ネット調べ)

簡単に言ってしまうと、「表示指定成分」は、かぶれや発ガンの可能性があるから、注意してねってことです。
商品に何が入っているのかわからないと注意のしようが無いので、メーカーは製品の包装などに「表示指定成分」を書いて消費者にわかるようにしなさい、ということです。

で、1980年からはこの表示が義務付けられていたのですが、2001年4月からは、さらに「製品に入っているものは全部書きなさい」ってことになっているそうです。

ここで注意なのは、表示指定成分=危険とは必ずしもならないことです。
リスクがあるというだけで、この成分の入った化粧品を使うと誰もが皮膚炎になったり、発ガンするわけではないです。

実際パラベン(殺菌・防腐剤)という表示指定成分はほとんどの化粧品に入っているし、練り歯磨きにだって入っています

103種類の表示指定成分以外にも危険なものがあるという声も上がっています。たとえば石油系(合成)界面活性剤とか。

ふじくろはひどい皮膚炎を起こしたし、(化粧品とは関係ないけど)癌にも2回なったことがあるので、なるべく表示指定成分や合成界面活性剤は避けたいです。
ただ、これらが一つも入ってないものを使うなんてことは、事実上大変困難なので、あくまで”なるべく”です。

話がややこしくなるので合成界面活性剤のことは置いといて、「表示指定成分」だけに絞って考えると、このクリームにはたくさん入っていることがわかります。

念のためくどいようですが注意です。表示指定成分がたくさん入っているからといって、この商品が危険であるということにはなりませんです。
同時に安全であるともいえません。

これからは化粧品の成分を、よーく調べてから買うことにしました。

ちなみに「無添加」という言葉は規定も規制も無く「何を添加していないのか」は企業にゆだねられているので、必ずしも「無添加」の表示=安全とはならないらしいです。場合によっては、一種のセールストークと穿ってみてもいいかも?です。実際は表示指定成分が入っていないことを指す場合が多いようですが...(ネット調べ)


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ふじくろ

>kasamaさん
>顔の皮膚の状態は大分快復しましたか

ありがとうございます!
おかげさまでかなり回復しました。でも大きな色素沈着が...(T_T)


>どれが悪いか判断するのはフツーの消費者には難しい

そうですよね、数千種類ほどあるといわれている化粧品成分ですから、簡単には判断できないです。ふじくろはネットや成分表ハンドブックなどを見て判断してます。


>パラベン無添加と表示されていて、他の保存料が使われている方が恐ろしいですね

ずばりおっしゃるとおりだと思います。パラベン=危険の認識が強すぎて、他の危険を見落としやすくなっていると思います。


>界面活性剤も有害で発ガン性があると言われていますが、これもシャンプー、リンス、基礎化粧品には、なくてはならないもので、避けられないと思います

そうです、おっしゃるとおり界面活性剤が無ければエマルジョンになりません。これでは乳液やクリームなどは作れませんですね。
天然界面活性剤だけならよいのですが、コストの面からも安定化の面からも合成界面活性剤を使わざるを得ない情況ですよね。
ただ、合成界面活性剤の種類と濃度が問題だと思います。


小学校の頃へちま水を作ったことがあります。(^-^) 茎に傷をつけてしたたる水を容器にためると、自作化粧水として使えるというものです。
今から考えると、昔はのんびりした生活してたんですね~。
by ふじくろ (2006-03-12 22:44) 

りーぽん

えらく勉強になりました。お肌の具合いかがですか?
そうなんですよね。愛用しているファンケルもまんま最後の4行なんですよ。
「ファンケル→無添加→安全」って完全に刷り込まれていましたが、その洗脳も解けた上で使っています。にしても化粧品は難しいですよね~ 物欲とアレルギー反応との戦いですもん
by りーぽん (2006-03-17 03:18) 

ふじくろ

>りーぽんさん
ありがとうございます。顔肌の手触りはかなり元に戻りました。やれやれ。
残る敵は「色素沈着」だ。
そういえばファンケルって昔「無添加」って宣伝してたような。(今でもそうかも)
今頃の時期はアレルギーでやすいから、新しい化粧品は慎重に...らしいですよ~。りーぽんさんのシミ(?)どうですか?
by ふじくろ (2006-03-17 21:00) 

サリー

初めまして。
大分ふじくろさんにとって過去の日記かと思いますが、コメントさせていただきます。

私も化粧品(メイクウォッシュ)でかぶれました。
親知らずを抜いたときと同じくらいに両頬が腫れ上がり、赤く斑点が出ました。
パッチテストを奨められましたが、陽性で成分まで調べるまでは最低2週間にわたり、6日間も病院に通わないといけないということで、迷っています。
医師はほとんど結果が得られるといっていましたが、必ずわかるわけではないんですね。

でも、母や友人はそれでわかれば今後気をつけられるしすっきりするのではないか、と言ってます。

私の使ったKOSEのメイク落しにもPEG-6が含まれており、他にもラウレスという近隣の美容皮膚科が知らなかった成分が含まれています。

メーカーから成分を取り寄せたり色々あるのでまだ迷ってますが、ふじくろさんの徹底的な治療(皮膚だけでなく)記録を拝見し、やってみようかと思い始めました。
by サリー (2007-09-11 22:49) 

ふじくろ

>>サリーさん
そうなんですか、同様のご経験を....
広い範囲につける化粧水やクリームなどは、ホント要注意ですね。

ふじくろの場合はパッチテストで陽性が出なかったのではっきりしませんが、もしサリーさんがパッチテストをして陽性だった場合、「犯人判明」でスッキリしますね。

どちらにしても一度かぶれると、またかぶれ易くなるらしいので(医師談)、怪しい化粧品には注意ですよね。
ふじくろは使い勝手や使用感は二の次で、なるべく刺激成分の少ないものを選んでいます。
「化粧品毒性判定事典」というハンドブックまで買ってしまいました。
(^ー^;

最後になりましたが、コメントいただきましてありがとうございました!
by ふじくろ (2007-09-12 19:43) 

サリー

ふじくろさん、
お返事有難うございます。
本当、これまで無関心だった化粧品も、注意するようになりますね!
友人は無添加や自然のものを選んでいるようです。
洗顔はかえって石鹸のほうがいいとか言ってます。

彼女は今甲状腺障害と闘ってますが、かなり辛いのに強く明るく生きているので私も見習いたいと思います。
前に乳がんの疑いもあったり、一難去ってまた一難のようです。

ふじくろさんも通院など色々経験されているようですね。
写真つきのエコーなどの検査レポート(どうやってとったのだろう??)を拝見しながら、私も頑張ろうと思いました。

まだ拝見してませんが、写真も撮られるようですね。私も一眼で前に撮っていたのですが、最近手に持ってないのでまた拝見させて頂きます。

パワーを頂き、ありがとうございます!
by サリー (2007-09-12 21:42) 

ふじくろ

>>サリーさん
こちらこそご訪問いただきありがとうございます。

ご友人が甲状腺障害ですか、心配ですね。

エコーの検査結果の写真はネットから勝手に拾ってきたものでふじくろ本人ではありません。(^ー^;
でも、CTの画像はふじくろ本人のものです。
これはセカンドオピニオンの為に借り出した画像を単純に写真に撮りました。

一眼ユーザーさんですか、仲間を見つけた感じで嬉しいです。どこかにUPされていたら、ぜひ拝見したいです。(^⊇^)

>パワーを頂き
ブログを書くようになってから、初めて言われてなんだか恥ずかしいです。ふじくろもサリーさんのパワーをいただいてますので、オアイコですね。
(*^ー^*)
by ふじくろ (2007-09-14 20:29) 

サリー

皆さんに公開するほどのHPではないので、ふじくろさんにメールでお伝えしようと思ってソネットに登録したのですが確認メールが届かず登録できずにいます。
yahooメールだと他のブログサービスでも同じ問題があったので、たまに不具合が起きるのだと思います。

24時間後に再度行ってみますね。

好きなものにAV機器とありましたが、私も電子機器が好きです。デパートよりさくらや、って言って友達に笑われたことがありました。

今パッチテストを受ける前に試しに腕と背中に洗顔料を塗ってみましたが、顔と同じ反応でませんね。さらにテストでは1%に希釈したものを使用するので、条件が違って必ずしも陽性とならないのでしょうね。

でもふじくろさんが陰性だったのはそこまで肌が敏感ではないということでよかった!ということですね。

友人が石鹸のほうがにきびとかにいいというので、使用を始めました。

カメラは静止画の域で止まっておりますがふじくろさんは動画も編集されるのですね。奥が深いので関心します。
by サリー (2007-09-14 21:44) 

ふじくろ

>>サリーさん
なんだかお手数をかけているみたいですね。余計なことを言っちゃったみたいですみません。

電子機器が好き?デパートよりさくらや?本当ですか!?
ふじくろも同じです。(ヨドバシですが...)(^-^)

パッチテストを受けられるのですね?通院がちょっと大変(?)そうですが、今しておいたほうが気分的にもスッキリしますものね。(^^)

洗顔には石鹸のほうが良いって、良く聞きますね。
今は敏感肌用のメイク落しの後で、ベビー石鹸を使ってます。

動画編集は自分で撮ったものでなく、TV録画のお気に入りをあちこちから集めて編集して、DVDに焼いたりしてます。
by ふじくろ (2007-09-15 22:28) 

サリー

ふじくろさん
さくらやが良かったのはもう大分前の話で、今はビックカメラ派になりました。

実際の購入はネットの方が安いことも多いので最近は購入はしてませんが、使用感を確かめるときはビックかヨドバシに行きます。

最近チェックしてたデジカメが値上がりしてショック!です。
今まで発売近辺が高くてそれからは安くなるものばかりと思ってました;

動画編集は何かソフト使われるのですか?電子機器好きといいながら、いまだVHSレコーダしかない状態です。カメラばかりは何台もあって、下取りや中古やさんに売るべき?と思いつつ二束三文だから記念に取って置こう!ってそのまま納戸で眠ってます。

今気になってるのはExilim付きauです。500万画素!凄い時代ですね。

というか私ずっとここに書き込みすべきじゃないんですよね。最新日記に今度書きますね。
by サリー (2007-09-15 23:26) 

ふじくろ

>>サリーさん
ふじくろもネットと実店舗の半々ぐらいです。
不具合報告の多いものは実店舗にしています。(交換や修理がしやすいので....)

そうなんですか、デジカメも値上がりしたりするのですねー。

動画編集のソフトは、ペガシスのTMPGEnc DVD Author 3 with DivX AuthoringやAPPLEのiMovieなどでマイペースでしています。

500万画素のauを今日初めて電気店で見ました。
まるでコンパクトデジカメのようなフォルムですね。

書き込みは過去記事でも最新記事でも、気の向かれたときにお好きなところにお書きください。大歓迎です。(^⊇^)
by ふじくろ (2007-09-16 01:07) 

Sally

ふじくろさん、
ひどいんです;;
メーカーから送られてきたサンプル(というか使用した洗顔フォーム商品)
よく見たら、一つだけ実際使用したものと成分が微妙に違うんです。
アセチルヒアルロン酸と普通のヒアルロン酸の違いなのですが、
前者が使用したもので、スーパーヒアルロン酸(効果2倍=刺激も2倍)と呼ばれるもの。
既にパッチを貼った後に気づきました;
どうやら新商品とちょっと前の商品の差で、パッケージが似てるので気づきませんでした;
故意にやってるのか不明ですが、もしかするとパッチテストやり直しかもしれません。
私が返品した商品メーカーの手元に届いてるといってたのになぜ別のを送ってきたのか。
敵も曲者です。。

ニキビ跡はピーリングでしか無理、と言われましたが肌が薄いのでスクラブを洗顔料と1対1で週一で使用するという方法+美容液パック
という、佐伯チズ(今まで気にしたことなかったカリスマですが、今回のトラブルでやってみようと思いました)。
ニキビの飲み薬はそのくらいやらないともう2年くらい治らないので外用薬より効果あるかなーと思いつつ、抗生物質を飲むのに少々抵抗があります。
月経不順と同時期ににきびが始まったのでホルモンバランス系にきびの可能性もありますが、これはあごひげラインにできるらしく、該当しません。

ふじくろさんが医療情報を収集するのが好きと書いてあったので今回で調べたことを綴ってみました。

長文失礼します!
by Sally (2007-09-19 14:08) 

ふじくろ

>>Sallyさん
送られてきたサンプルと実際に使用した商品が違ってしまえば、テストの意味がなくなってしまいますよね。
成分を替えて新商品として出回っているのですね。

手元の2005年版のハンドブックでは、アセチルヒアルロン酸は載っていませんでしたが、アセチルヒアルロン酸Naは「半合成ポリマー、保湿剤」として載っていました。
ヒアルロン酸は「天然ポリマー、乳化安定剤」として載っていました。
どちらも毒性の欄に印がなかったので、特に危険というわけでもないようです。
でも、科学の世界は日進月歩なので、常に新しい情報が必要ですよね。

パッチテストがやり直しになったらちょっと悲しいですよね。

ニキビの治療(?)に抗生物質を使うとは知りませんでした。

医療情報の収集は毎日しています。がん関係だけですが....
今回はSallyさんが調べられたことを、いろいろと教えていただきありがとうございました。
長文でも短文でも歓迎ですよー。
コメントを書いたり読んだりするのはキライじゃないので.....(^⊇^)
by ふじくろ (2007-09-19 21:56) 

Sally

ふじくろさん

おはようございます。
なんだか神経過敏になってるのかこんな時間に起きてしまいました。
メーカーが同じものだと言い張るので、そのままテストを受けるしかないようです。
私が知識がないときに書きとめておいたリストに「アセチル」と書いてあったので、どうしても自分で勝手に知りもしない情報を書いたとはおもえないんですけど、現品はメーカーに返却したのでどうしようもありません。
でも、なぜ問題となった商品ではなく別のものを送付してきたか怪しいです。

まぁ、今回陰性になればそれほど気にするな!とりあえず天然とか大丈夫だったものを選べ、と解釈することにしました。

今日判定の日です。ふじくろさんのように痒いですが(パッチが)なんとなく陰性のような気がします。
それはそれでそこまで気にしなくていいよ、と受け止めます。

ただ、にきびだけの相談くらいしてもらわないと!
皮膚科医は取り付く島がないので質問するのにも一苦労です;
by Sally (2007-09-20 05:23) 

ふじくろ

>>Sallyさん
前向きに捉えていらっしゃるのですね、ふじくろも見習いたいです。

やはり痒かったですか。
ふじくろも同じで、医師からは「パッチテストのテープにかぶれたのでは?」と言われました。

皮膚科では、Sallyさんが期待するような処遇が受けられないようですね。
質問するのに苦労するお気持ちは、よーくわかります。
ふじくろも外科でイヤというほどそんな目にあいましたから....(^ー^;
おかげで「どう言えば伝わるのか?」を充分学習させていただきました。(^^)
by ふじくろ (2007-09-20 23:18) 

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