映画『大丈夫であるように』 [映画]
大丈夫であるように
公式ホームページ http://www.dai-job.jp/
監督:是枝裕和
撮影:山崎裕、高野大樹
製作国:2008年日本映画
上映時間:107分
Acting Credits:
Cocco(コッコ)
ミュージシャンCocco(コッコ)の旅のドキュメンタリーです。
彼女のファンではないのですが、映画『誰も知らない』の是枝監督の作品なので、観賞してみたくなったのです。
予告編-なし
デビュー10周年目の全国ライヴツアーだそうです。
青森県六ヶ所村のファンからの手紙に触発されて、現地でライヴをしたり、
神戸のライヴの前に慰霊と復興のモニュメントにいったり、
故郷沖縄の辺野古で、みんなの「想い」が書かれた短冊を有刺鉄線に結んだり。
*辺野古 ; 米軍の普天間基地の移設予定地
細い体で精力的に活動している様子が描かれています。
感想を一言で....
「魂がえぐられるようでした。」
他に言葉が見つかりません。
本当はいろいろなことを思ったのだけれど....
文章で記述するすべを知りません。
(これじゃ、ここを読まれた方に何も伝えることができませんね...)
ただただ、彼女の純粋さと力強さに圧倒されました。
故郷沖縄の米軍基地問題のみならず、神戸の阪神・淡路大震災や六ヶ所村の核処理再処理工場のことにも心を痛めている彼女。
そんな彼女が痛々しくもありました。
「そんなに一人で抱え込まないでね。」と、そっと声をかけたくなりました。
「ふじくろも全然別のことだけど、悲しい想いになることがたくさんあるよ。」とも。
彼女はライヴで「”想い”を共有」という表現を使っていました。
その気持ちは、スクリーンを通して胸に突き刺さってきました。
まったくおんなじ気持ちです。
ふじくろも”想い”を共有したい.....難しいけど、諦めたくない....
ちなみに、ふじくろが観賞したこの日の上映回の、全てのチケットが完売でした。
チケット売り場に上映50分前についたのに、2席続きで帰る残席が4席しかありませんでした。
個人的評価 星5つ★★★★★が最高です。
映像美 ★★
音響 ★★
ストーリー ドキュメンタリーにつき未評価
総合 ★★★★
*劇場情報
CINEMA RISE(渋谷)
シートが狭くて窮屈。
RISE Xでも上映。
[CINEMA RISE ]スペイン坂上ったPARCO3向かい
おまけ
[23時の渋谷]映画を観終わって、”何か”を胸に抱きながら娘と2人で駅に向かう...