豊かな環境ががんを抑制する...という研究 [がん関連]
「豊かな環境での負荷が癌増殖を抑制/オハイオ州立大学」という報告がありました。(海外癌医療情報リファレンス 2010-08-03)
(注)以下<>内は報告からの抜粋
<身体的、精神的、社会的な刺激に富んだ環境、つまり軽度のストレスをもたらす環境での生活自体が、癌の増殖を抑制するようだ。>だそうです。
研究ではマウスにがん細胞を投与、2つのグループに分けて飼育。
片方は【刺激に富む環境】
■大きな容器
■無制限の食料と水
■おもちゃ
■隠れ場所
■ランニングホイール
[イメージ画像(実際の研究とは関係ありません)]
他方は【刺激の無い環境】
■小さな容器
■無制限の食料と水
[イメージ画像(実際の研究とは関係ありません)]
なんと<3週間後、刺激に富む住環境のマウスの腫瘍の大きさは、対照群のマウスの約半分であった。>だったそうです。
さらに<6週間後、これらの腫瘍は対照群の約5分の1の大きさに縮小し、刺激に富む住環境のマウスの約20%において肉眼的腫瘍がなくなった。その一方で、対照群ではすべてのマウスに肉眼的腫瘍があった。>だそうです。
以下は個人的な感想。
つまり、適度な運動をして、リラックスできる場所/時間を確保して、適当に遊んでいたほうが、なんの刺激も無い生活よりもがんにはよいということですね。
報告には<視床下部と呼ばれる脳領域を詳しく調べると、食物摂取やエネルギー収支のコントロールにおいて重要な役割を果たすBDNF(脳由来神経栄養因子)の遺伝子が、刺激に富む住環境群でより活性化していることが分かった。>などとありますけど、普通一般的にも豊かで適度な環境のほうが健康には良いとされますよね。
<「癌サバイバーはストレスを避けるべきだと考えがちですが、それが真実であると一概には言い切れないと私たちのデータは示唆しています」>とMatthew J. During博士は言ってますが、適度なストレスがあったほうが、刺激が無いよりいいみたいですね。
人間にも当てはまるのなら、”引きこもり”などは癌にとって好都合な環境かも知れませんね。
今の体調不良(癌とは関係ありません)から脱したら、運動と遊びに邁進する決意を固めました。(´▽`)
タグ:がん
2010-08-11 15:06
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コメント(6)
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状況は違いますが
今のところ、原因も治療法も確立されていないと云いつつ
極度な疲労とストレスから来ているのでは???
という医師の言葉に、
一人で、フいっ!と憂さ晴らしに出かけられない身としては
毎日、
特にストレスを如何にストレスと感じないようにするか
それに悩み、時々苛々?することも・・・
でも、お陰様で
ここ数ヶ月、微妙な副作用はあるものの薬のお陰で陰性を・・・
何だか、関係ないのに
拝見していて、ついつい何か書きたくて
すみません!
by miopapa (2010-08-12 11:30)
引きこもってちゃダメですねぇぇ(T_T)
お外に出ないと〜!!ふじくろさんも体調崩されているようですね。
お大事になさって下さい。体調が戻ったら、お互い運動と遊び♪ですね(^▽^)v
by takumi (2010-08-12 12:31)
えーえー、
元気になって、遊びに行きましょう(^^♪
笑いや楽しいことは体も喜びますよ。
by あんぱんゆかちゃん (2010-08-12 18:24)
>>miopapaさん
「原因も治療法も確立されていない」病気なのですか?
極度な疲労とストレスというのは尋常ではないですね。
薬で陰性?もよくわかりませんでしたけど、なにかストレスを感じられているのは伝わってきました。
気軽に行動できないのは、きっと大きなストレスになるのでしょうね。
日常の中で憂さ晴らしができるようなことがあるといいですね。(^^)
>>takumiさん
ありがとうございます。
takumiさんも万全ではないご様子で、暑さのせいもあるのでしょうか…
ふじくろは少しずつ戻りつつあります。(^^)
by ふじくろ (2010-08-13 23:47)
ふじくろさん、早く体調がよくなるといいですね☆
by manny (2010-08-15 22:35)
>>mannyさん
ありがとうございます!
by ふじくろ (2010-08-16 12:49)